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12月08日-03号

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  1. 新富町議会 2020-12-08
    12月08日-03号


    取得元: 新富町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-12
    令和 2年 第08回定例会(12月)──────────────────────────────────────令和2年 第8回(定例)新 富 町 議 会 会 議 録(第3日)                           令和2年12月8日(火曜日)──────────────────────────────────────議事日程(第3号)                       令和2年12月8日 午前10時00分開議    日程第1 一般質問    追加日程第1 議案第78号 令和2年度新富町一般会計補正予算    追加日程第2 議案第79号 新富町チャレンジショップ設置及び管理に関する条例    追加日程第3 議案第80号 工事請負契約の締結について(令和2年度280MHz帯デジタル報無線システム整備工事)    追加日程第4 議案第81号 物品売買契約の締結について(令和2年度280MHz帯防災ラジオ購入)    追加日程第5 議案第82号 物品売買契約の締結について(令和2年度職員用PC購入(その2))──────────────────────────────本日の会議に付した事件    日程第1 一般質問    追加日程第1 議案第78号 令和2年度新富町一般会計補正予算    追加日程第2 議案第79号 新富町チャレンジショップ設置及び管理に関する条例    追加日程第3 議案第80号 工事請負契約の締結について(令和2年度280MHz帯デジタル報無線システム整備工事)    追加日程第4 議案第81号 物品売買契約の締結について(令和2年度280MHz帯防災ラジオ購入)    追加日程第5 議案第82号 物品売買契約の締結について(令和2年度職員用PC購入(その2))──────────────────────────────出席議員(12名)1番 永友 繁喜君       2番 石﨑 俊二君3番 松浦 美緒さん      4番 小山 早苗さん5番 揖斐 兼久君       6番 出口喜重郎君7番 大木 俊二君       8番 吉田 憲市君9番 阿萬 誠郎君       10番 下村  豊君11番 圖師 孝一君       12番 吉田 貴行君──────────────────────────────欠席議員(なし)──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名局長 宮本 信一君       書記 福重 和泉さん──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名町長 ……………………… 小嶋 崇嗣君  副町長 ………………… 出口 敏彦君総務課長 ………………… 池田 真二君  総合政策課長 ………… 比江島信也スポーツ観光推進室長 … 有馬 義人君  財政課長 ……………… 平井 康博君基地対策課長 …………… 宮武 祐二君  税務課長 ……………… 宮本 芳幸君町民課長 ………………… 井下 喜仁君  いきいき健康課長 …… 山本 茂人君福祉課長 ………………… 稲田真由美さん 健康長寿推進室長 …… 海野 久代さん産業振興課長 …………… 倉永 浩幸君  農地管理課長 ………… 壱岐  進君都市建設課長 …………… 甲斐 雅啓君  水道課長 ……………… 長友 一彦君会計管理者会計課長 …… 山本 明子さん 教育長 ………………… 別府 宗光君教育総務課長 …………… 河野佐知子さん 生涯学習課長 ………… 齊藤 隆文君農業委員会事務局長 …… 壱岐  進君  町代表監査委員 ……… 坂東 啓男君──────────────────────────────午前10時00分開議 ○議長(永友繁喜君) これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付していますとおり、一般質問となっております。────────────・────・──────────── △日程第1.一般質問 ○議長(永友繁喜君) 日程第1、一般質問を行います。 質問順番にこれを許します。5番、揖斐兼久議員の質問を許します。揖斐議員。 ◆議員(揖斐兼久君) 皆さん、おはようございます。 私は、さきに通告した事項1、日米共同訓練時の対応について、2、農業者の収入保険について、3、まちづくり事業についての3項目に関して質問を行います。 最初に、日米共同訓練時の対応についてですが、様々な報道がありました。宮崎県知事、宮崎市長が問題点として上げているところと、町長の認識している問題点が異なると思うのですが、県知事、宮崎市長は何が問題だと考えていたのでしょうか。町長の知り得るところで結構ですので、教えていただきたいと思います。 その上で、町長は何が問題だったと思っておられるんでしょうか。 そして、新田原基地周辺協議会の会長として、何を要望されたのでしょうか。 この問題の最後に、新聞報道から判断するしかありませんが、県知事、宮崎市長などは、コロナの問題がなくても、米軍人が宮崎市内のホテルに泊まること自体を問題にしているように感じますが、その件についてどう思われるでしょうか。 次に、農業者収入保険について伺います。 この保険制度は、とてもよい保険であると思います。保険の内容について、詳しく教えていただきたいと思います。 昨年から始まった保険ですが、現在の加入率が分かれば教えてください。 保険の掛け金を補助するというのは、行政が行うことではないかと思います。しかしながら、初年度の掛け金がかなり高額と聞いております。何か初年度に援助する制度を構築できないか伺いたいと思います。 最後に、まちづくり事業について伺いたいと思います。 現段階での今後の計画はどうなっていますでしょうか。 この計画を実施することにより、新富町にどのような効果が期待できるのでしょうか。その点を伺いたいと思います。 以上、壇上からの質問とさせていただきます。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 揖斐議員の御質問にお答えをいたします。 まず、日米共同訓練時の県・市・町の対応についてお答えをいたします。 10月22日に県庁で行われた日米共同訓練に関する説明での意見交換の中で、訓練期間中の対応に万全を期すための諸課題として、訓練移転についての情報提供の在り方、安全対策の具体的な対応、基地内宿泊を前提とした調整等の意見があったところですが、一番の問題は、これまで訓練移転が実施される中で原則として行われてきた基地内での宿泊や、土日祝日の共同訓練を実施しないことが実施することができなかったことだと考えております。 新田原基地周辺協議会からは、新田原基地への訓練移転に関する安全対策等の徹底について、協定書等を遵守し、国の責任において安全対策を徹底すること、訓練移転期間中の米軍人の宿泊については、原則、新田原基地内に整備した施設を使用すること、訓練移転に参加する米軍人の本県滞在中の規律の維持に万全の対応を行うこと、土曜日、日曜日、祝日及び早朝・深夜の訓練を実施しないこと、基地周辺市町住民の安全安心を確保するため、訓練移転に参加する米軍人等が新型コロナウイルスの非感染者であることを確認するとともに、結果を公表することを要望したところであります。 今回の訓練移転における米軍の宿泊につきましては、新型コロナウイルス感染予防の観点から、基地内宿舎ではソーシャルディスタンスの確保が困難であること、この施設を濃厚接触者等の隔離施設として使用することから、訓練に参加する米軍人が基地の外に宿泊するという説明を受けたところであります。 ただし、この施設を整備する際に、国からは、タイプⅡ訓練を円滑に行うため、自衛隊の施設として整備し、日米共同訓練で米軍が使用すると説明を受けており、原則論として、国が予算を投じて整備した施設に宿泊するものと考えております。 次に、保険制度の内容についてお答えをいたします。 全ての農産物を対象に、自然災害による収量減少や価格低下をはじめ、農業者の経営努力では避けられない様々なリスクによる収入減少を補償するものです。 加入対象者は、青色申告を行っている農業者で、対象収入は、農業者が自ら生産した農産物の販売収入全体となります。補償内容は、農産物の販売収入が基準収入の9割を下回ったときに、下回った額の9割を上限に補填をされます。 次に、現在の加入率についてお答えをいたします。 NOSAI宮崎児湯センターの調べによりますと、本町におきましては、令和2年11月20日現在において、対象農業者212件のうち58件が加入しており、加入率は27.3%となっております。 次に、初年度の保険料がかなり高額だが援助制度を構築できないかについてお答えをいたします。 収入保険の補填方式では、掛け捨ての保険方式と掛け捨てでない積立方式の組み合わせが可能となります。その際に、初年度の積立金額が必要となるため、保険料が高くなりますが、積立金については、補填に使わなければ、翌年に持ち越しとなる仕組みになっております。本町におきましては、農業者の経営安定と地域農業の維持・発展に資することから、農政地区座談会等において収入保険制度を説明する提供の場を設け、加入促進の協力を行っております。援助制度の構築につきましては、NOSAI宮崎児湯センター加入状況等の情報共有を図りながら検討をしてまいります。 次に、まちづくり事業についてお答えをいたします。 現段階での今後の計画についてでございますが、県道から南のスポーツ公園エリアにつきましては、令和3年2月に収容人員約5,000人のサッカー専用スタジアムが完成をし、令和4年度には、人工芝グラウンド2面とクラブハウスで構築するフットボールセンターが完成をする予定です。 県道から北のエリアにつきましては、昨日、下村議員に御説明したとおりでございますが、そのほかの宿泊施設や温泉センターにつきましては、可能な限り民間資本での整備を目指しており、検討を続けているところであります。 計画について期待できる効果でございますが、スタジアムは、当面J3基準となっておりますので、年間試合だけで約3万人から5万人が本町に来町することとなります。 また、シーズンオフには、本県に多くのJリーグチームがキャンプを張っており、本町において当該クラブとのオープン戦の開催など、年間を通じた来場者が見込まれます。 北エリアの農業公社関係施設につきましては、少子高齢化社会にあって、本町の基幹産業である農業の持続可能な仕組みを研究・実験することの意義は大きく、また、併設する予定の観光農園も一定数の利用者があるものと見込んでおります。 さらには、町産品加工販売施設の利用につきましても、同じ国道10号沿いにある道の駅つのが年間数十万人の利用者があることから、相当数の利用が見込まれるものと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(永友繁喜君) 揖斐議員。 ◆議員(揖斐兼久君) それでは、一つ一つ確認していきたいと思います。 まず、日米共同訓練の対応についてですけども、今の答弁の中では、私にはちょっと、宮崎県知事と市長との考え方と町長の違いがちょっと明確には分からなかったんですけども、その点についてもう一度お願いいたします。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) もちろん意思の齟齬というのはございません。ただ、一番重要視をしてるポイントが、宮崎の場合は、やはり一番ホテルを宿泊をされた、中心市街地に宿泊をされたので、この中心市街地に泊まられることが悪いということで、宮崎市長は一番のポイントとしては、ここを言われてるんじゃないかなと。県も多分その話だというふうに思います。新富町としては、やはり一番は、土曜・日曜に訓練を行われたということで、やはりそこの部分の重要なポイント、全体的には意思が統一をされてるんだけど、重要とされてるポイントがちょっとずれてる部分はございます。 ○議長(永友繁喜君) 揖斐議員。 ◆議員(揖斐兼久君) ありがとうございます。重要と思ってるポイントが違うということは、すなわち、町長も基本的には宮崎市内のホテルに泊まったことはならんというようにお考えなんでしょうか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 最初の答弁でも申し上げましたとおり、基本的には、基地内宿舎を建設をいたしておりますので、基地内宿舎で宿泊をするということが大原則だというふうに感じております。 ○議長(永友繁喜君) 揖斐議員。 ◆議員(揖斐兼久君) 原則論で、基地内に泊まるのが原則ですねと。しかし、説明を受けた中でソーシャルディスタンスが確保できないから、今回は宮崎市内に泊めてくれということについては理解できるんでしょうか、できないんでしょうか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) そこについては、なかなか総合的に理解ができない部分がございます。それは、この訓練移転のそもそもの在り方も含めて、例えば、その施設を利用する、利用ができないんだったら、何らかの方法で基地内に泊まることができたんじゃないかとか、最低限先発隊については基地内で宿泊ができたんじゃないかとか、いろいろな段取り等で納得がいかない部分がありました。 ○議長(永友繁喜君) 揖斐議員
    ◆議員(揖斐兼久君) 今回のことについてはどうでしょうか。もうやむを得ないなと。いや、本当に基地に泊まってもらったほうがいいことは了解した上でやむを得ないなと思ったのか、それとも、まだ基地の中に泊まらなければならないとお思いでしょうか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) まだ手法があったんだろうなというふうに思います。例えば、中心市街地に泊まったということを考えると、もう少しコロナウイルス対策に配慮をした宿泊の在り方等々があったんじゃないかなというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 揖斐議員。 ◆議員(揖斐兼久君) あったんではないかと思いますの結論からすると、是とするのか、非なのかということをお伺いしたいと思います。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) もちろん要望をしてますので、正しくなかったということになります。 ○議長(永友繁喜君) 揖斐議員。 ◆議員(揖斐兼久君) 米軍が基地の外に泊まったということが問題だということであれば、じゃあ米軍人は、今までもですね、米軍人は何十人か宮崎市のホテルに泊まってます。訓練移転の前の日米共同訓練のときには、ほとんどの軍人が分散して宮崎市その他のホテルに宿泊しております。そのときから考えても、今回は、それから、今までの訓練の中で原則として基地の中に泊まってましたが、何人かは外に泊まってたと。これを踏まえた上で、やはり基地の中に泊まらなければならないということで、今までに許可してきたことも覆すような意見だと思うんですけども、どうでしょうか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 今回の案件につきましては、コロナ禍だから、コロナだから基地内に泊まれなかったということと、宮崎市、県民、町民、市民の反応としては、コロナ禍だから、できれば基地内に泊まってほしい、基地内に泊まってほしいといって、実は、これって平行線なんですね。この議論をしていっても、それぞれが意見が対立をしてしまうわけなので、これが是が非かということになると、なかなか難しい。コロナ禍だからこそ県民もそうでしょうし、要望書の内容は、コロナ禍だからこそ基地内に宿泊をしてほしい、県外からたくさんの人が来て、中心市街地で出ることを是としないということだというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 揖斐議員。 ◆議員(揖斐兼久君) コロナ禍だからということですけども、コロナ禍だから米軍もPCR検査を事前に済ませ、そして、いろんな対策を取った上で来て、もし濃厚接触者が出た場合には、その現地のものに従いますという返事を来てるんですけども、それを踏まえた上でも基地に泊まらなきゃいけないとかということなんですが、そこら辺についてどうでしょうか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 本来は、泊まる場所の自由とか人権の問題だったりで制限できるものではないんでしょうけども、今回は、やはりコロナ禍ということで、しっかりそこについては、基地内に泊まってくれというのが私の考えでございます。 ○議長(永友繁喜君) 揖斐議員。 ◆議員(揖斐兼久君) 今、話の中でも結構平行線になるかと思いますけども、コロナ禍に安全な人が安全だよということを、この人はコロナにかかってませんよということを証明した上で来る安全性と、同じ日本国内からでも、そういったものがないまま宮崎に来る安全性と、どこが違うんでしょう。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) そこについては、いろいろ議論もあるところでしょう。ただ、しっかりとして国が税金をかけて宿泊施設を造りましたと、そして、タイプⅡが行われるときにときには原則基地内で宿泊をされますという説明を、実は、九州防衛局からも受けております。そういった状況の中で、いきなりというか、いきなり話としてホテルに予約が入りましたという情報が入ってきて、じゃあ、それってきちんと国がコントロールができてるのかということを考えて、新富町は、ずっと協定書等で要望をしてることは、国の責任においてきちんと安心、安全を担保しなさいということを伝えてる中で、そこができてなかったということに、やはり一番の問題を感じてるということになります。相対的にパッケージとして、今回については問題点が多かったなということになります。 ○議長(永友繁喜君) 揖斐議員。 ◆議員(揖斐兼久君) 整理しますと、原則が守られなかったという点と、それから、コロナ禍だから何らか、ますます基地の中で、一般の市民に迷惑かけないでくれという点と、それから、国がコントロールすることなく米軍から直接予約が入る、それを初めて県や市、町が知ったということ、この3点が問題だったという考えでよろしいでしょうか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 大まかに言えば、そうです。 ○議長(永友繁喜君) 揖斐議員。 ◆議員(揖斐兼久君) 反対するとこではありませんけども、私が個人的に見る限りは、コロナ禍だから相手側も一生懸命対応してきたと。新富町側の対応から見ると、商工会もはじめ、いろんなとこに今まで日米共同訓練が行われるときには、歓迎会をして、一生懸命訓練頑張ってくださいという応援する組織でした。それが、そういうスタンスで立っているところと、そうでないところがあって、そうでないところの声が大きかったがゆえに、うちのほう、町長もいろいろ苦労されて、この全部ガチャポンされたような要望書になってしまったと思うんですが、ここについてはいろいろあるんでしょう。 でも、ここで言っておきたいところは、まず、米軍が外に泊まることが、コロナ禍じゃなくても、外に泊まることは嫌だよという意識があるような気がします。要望の端々にも、米軍は何を悪さするか分からないから、規律の維持だとか、そういったことが入ってるんですけども、ここについて言えば、また新聞の報道には、一部ちょっと違った考えを持った大学教授の意見を持ってきて、米軍が移動するときに交通事故が起きたら、それはもう日本では裁けないとか、日本では調査ができないとか、間違ったような報道も、考えを持った人の意見も掲載されてました。そういったことで、米軍が別に、日本に来て移動するときに、それは日本の法律に従ってやりますので、交通事故があったりしても調査は日本の警察がします、これはもう日米地位協定の中にしっかりと書かれてますし、同じように、コロナがあったときに、コロナが発生したときにどのように対応、米軍はちゃんと宮崎県の言うこと聞いてくれるのかというとこにつきましても、基本的には宮崎県の取る要望措置について従わなければいけないということになっていますので、それは心配なかったと思います。 この周辺協議会で出した意見、こればーっとやるんですけども、昨日、下村議員の質問の中で、周辺協議会の目的をちょっと言ってもらいました。町長が説明されてます。この周辺協議会は昭和44年にできたもので、その当時、一番最初にできたものは、目的の中で、基地周辺の市町村、1市4町だったですね、その当時は。市町村と、それから、新田原基地の融和ですね。それから、新田原基地の諸行事に協力するということだけだったんですけども、平成の17年ですかね、18年に新しく改正されるときに、一文が、ここの日米共同訓練に関する一文が入りました。そういう経緯だったというように承知してますけど、間違いないでしょうか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 44年に発足をされて、最初は航空祭等だったり、いろんな諸行事のために連携を取り、情報の共有を図っていこうということで発足をしたというふうに聞いておりますので、そして、その後いろいろなことをやろうということで、追加をされてきたことがいっぱいあるというふうに認識しております。 ○議長(永友繁喜君) 揖斐議員。 ◆議員(揖斐兼久君) この周辺協議会の最後に一文入ったときに、それまでに臨時にできたもので、在日米軍再編に係る米軍の新田原基地使用反対対策協議会というのが平成17年頃にできたようですが、これが、今、2市3町が米軍の訓練移転等、今これを受け入れるというときに、これを解散したんですよね。そのときに周辺協議会の末尾に、先ほど言った一文を入れたという、そういう経緯があったと伺っているんですが、間違いないでしょうか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) そういう経緯だったと聞いております。 ○議長(永友繁喜君) 揖斐議員。 ◆議員(揖斐兼久君) この一文があるがゆえに、今までも、その前のときにも、コンターのこと、周辺整備だとかいうところの名前を借りて、コンターのことを入れる、いろいろやったりして、2市5町で意見を統一しましょうというところなんですけども、今回のとこでも、さっき言った重要な点が町長も違うと思っておられるし、それから、いろんなところで2市5町が意見を一つにするということは、もう無理な時期に来てるんだと私は思います。それも周辺協議会の本来の趣旨、本来できたときの目的からは逸脱したところでの活動のほうが大きくなったがゆえに、町長の動きが非常に鈍くなってるのが現状だと思います。この際、昨日、町長が下村さんに答えた中で、連絡協議会をつくるんだよと、日米共同訓練については連絡協議会をつくるんだというような形で、基地周辺協議会の中から、さっき言った日米共同訓練のところは抜いてですね。本来のことだけをやりましょうと。そのほかのことについては、連絡協議会なり、または、コンター見直したら協議会だというものを、仮称ですけども、そういったものをつくって、そちらのほうで活動をしてもらうということはできないんでしょうかね。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) これは、多分きちんとした経緯があるんですよ。経緯がある中で、合意をしながら進めてきた案件について、じゃあ今回のことで合意がやっぱりずれてきたから、じゃあ解散しますという乱暴なやり方はやるということではなくて、やはりそのときそのときできちっと議論をして、今回じゃあ米軍をもっと情報共有が今回一番の問題点であったので、よりスピーディーに情報共有ができるような形を求める中で、じゃあ、それなら、国も県も入っていただいて連絡協議会というのを設置して、その中でいち早く情報を仕入れる、そして、問題点をそこで出していくというような仕組みをつくっていくことが必要だということで、今回連絡協議会を設置をしようということを国に対して、県に対して、まず県に対してお願いして、県はつくりましょうということで、今度、国に対してまたそういう要望をして、国も入っていただいて連絡協議会を設置してくださいというお願いをしたいというふうに思います。ただ、周辺協議会をこの時点でどうこうというのは難しいんでしょうけども、解散するということは考えられないんですけども、話し合う議論の場をきちんとそれぞれに持っていくということは、必要になってくるかなというふうには思います。 あと一つ、しっかり確認をしておかなきゃいけないのは、重要なポイントが違うというわけではない。重要なポイントは一緒なんだけど、新富町がやはり一番今回の件で一番問題に思っているのは、土曜日、今まで訓練が行われなかったのに、土曜日に訓練が行われた、日曜日に訓練が行われるようになったとかっていうことが、通常の訓練形態でやりますって言われたのに、通常の訓練形態より大きく逸脱をしてしまったという認識については、新富町としては、そこがやはり一番重要なポイントだなというふうに思ってるということでございます。 ○議長(永友繁喜君) 揖斐議員。 ◆議員(揖斐兼久君) ありがとうございます。ということは、日米共同訓練に関しては、連絡協議会をつくって、そこでやりますと。周辺協議会は解散はしないけども、残しましょうと。言うべきことが違いますよね、やるべきことが違いますよねという立てつけにしたいと。であれば、だから、先ほど言ったように、最後の一文をもう抜いてしまって、連絡協議会でそうしたところをやります、その一文は抜くことにしましょうというのを提案できるかどうかという話なんですけども、どうでしょうか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 今まで合意を期してなかなので、なかなかそこっていうのは、しっかり議論が必要かなというふうに思います。もちろんやるべきことを連絡協議会のことでやるということはやっていかなきゃいけないことですんで、そこについては、しっかりバランスを考えていきたいというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 揖斐議員。 ◆議員(揖斐兼久君) ぜひともそれぞれがしっかりと動きやすいように、いろんなしがらみで動きにくくなってしまわなように、規約の改正なりしていただきたいと思います。権利等の覚書だとか、協定だとかいったのも見直すっていうことは必要かと思いますけど、それはもう時代時代に変わってきますので、地域によっては5年ごとに見直すところもあれば、そういったこともきちっと、まあ今回見直すことを提案して見直したらとしたら、また5年たったら見直しましょうというような、期限を切ってやるような覚書の見直しの仕方についてもやってもらいたいと思いますし、もう十何年もたってしまっている周辺協議会の在り方についても、これを契機にしっかりと見直していただきたいと思います。 じゃあ、この件については、これで終わりたいと思います。 次に、農業者の収入保険ですけども、先ほど説明がありましたように、非常によい保険だと思います。ただ、町長からは、今後どういった援助ができるのか検討していくということなんですけど、何か具体案がちょっと頭の中にでもひらめいてあれば、教えていただきたいと思います。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) まず、何点か移行をするためにハードルとなっている、障害となっている、障害というか、移動がしにくい、入りにくい案件があります。一つは、青色申告をやはりしていかなきゃいけないということで、農家の皆さんにとっては、個人でやられている方だったりは少し事務が大変になるのかなというふうに思いますし、また、それにプラスして、野菜価格安定の制度が、仕組みがあります。特に宮崎県とか新富町にあっては、その価格保証が入ってますので、それにもう加入をされてる方がほとんどいらっしゃいます。そうなると、なかなか今までもうそれで入ってて、それで補償がされてた部分について、新たにそっちに入るということが原則できないということになってますので、現在なかなかそこが、保険に入るということには選択にならなかったんでしょうけども、令和3年ですかね、令和3年度には、両方入って1年間の猶予があるということの制度も新たにできたようですので、1年間入った後に、その掛け金が控除されるというような仕組みもできてくるような話を聞いてますので、そういった仕組みがあると、より一層保険制度に加入が推進されるのかなというふうには思います。 ○議長(永友繁喜君) 揖斐議員。 ◆議員(揖斐兼久君) ハードルがあることは、まあ青色申告の話だとか、収入安定のほかに、野菜の価格安定のことでの保険制度がありますので、それに絡めて、どちらを迷うということはあるでしょうけども、それ以外に、例えば、日南市とか串間市では補助制度があるように聞いてますが、もし内容が分かれば教えていただきたいと思います。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 新富としては、青色申告を推進するために、農業者年金に対しての助成を行ってるということで、最初の1年間は農業者年金をプラスをして、青色申告になるべく行くとか、家族経営協定を結んでほしいとかっていうようなことで推進をしてるので、そういう制度を使ってる方は意外と保険に入りやすいという状況はあります。また、ほかの市町村については、担当課に説明をさせます。 ○議長(永友繁喜君) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(倉永浩幸君) 日南市のほうが、保険料部分の3分の1、上限3万円を助成しております。リスク管理をしっかりして、積極的に次期作を作付する方へとしているらしいというふうに聞いております。 以上です。 ○議長(永友繁喜君) 揖斐議員。 ◆議員(揖斐兼久君) 保険金の3分の1、積立金の……。(「保険料です」と呼ぶ者あり)保険料。だから、積立金を除いた保険料の3分の1と。積立金なんで、のことが初年度だから大きくなるんですけども、これを例えば、3年なら3年で割る、平らにして何かやることができないかなとか、いろいろ考えたんですけど、そんなに農業者ばっかり優遇するのはどうだとか、それから、お金を融資することがどうなんだとかいう意見を言う人もいるかと思いますけども、農業者が安心して、収入を安定させながらですね、安心して農業ができるような仕組みですので、何とか初年度の負担を少しでも軽くしてあげられる制度について、いろんなハードルはあることは分かりますけども、そこを前向きに、去年できたばかりの制度ですので、あと二、三年かけてでも、できるだけたくさんの人が入っていただけるような道筋をつけていただきたいと思いますが、どうでしょう。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 一番問題になってるのは、僕は畑作だというふうに思ってます。基本的に14品目に入ってこないやつですね。例えば、サツマイモ──甘藷ですね。甘藷等についてとか、お茶とかについて、お茶はお茶であるので、サツマイモについて、こういった畑作については、この保険制度をしっかり告知をしていく必要があるなというふうに思いますので、まずは、しっかりこの制度を知ってもらうということ。これは、コロナで所得が落ちたとしても対応ができるということになりますので、価格安定だったら、なかなか経営安定のほうでは対応できない部分も、所得が少なくなってしまったら対応ができるということになりますので、そのメリット等をしっかり訴えながら、認識をしてもらう必要があるなというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 揖斐議員。 ◆議員(揖斐兼久君) ぜひともお願いしたいと思います。 この件は、これで終わります。 最後にですけども、まちづくりのことです。いろんな関係人口増やすとか、これからどんどんよくなっていくことを期待してます。今回、テゲバジャーロがJ3に昇格します。大変喜ばしいことですけども、まあ言いにくいですけども、3年前には反対する方が多かったんですよね。テゲバジャーロの何だというように言われる方が多かった。それが夢の、向かって第一歩が、もう今回、大きく一歩進んだと。町が提案してきたまちづくりの一環として、一つ一つが成功してるんだよということは、非常に大事なことだと思います。 町が計画する事業については、総論では賛成しても、各論で反対ということは、もうままあることだと思います。この各論で反対だというところの様々な意見は聞く必要があるかと思いますけども、それに縛られることなく、自分たちが計画して、いいと思ったところについては、十分に、自信を持ってですね、十分に住民に説明をした後、決心し、実行していただきたいと思いますけども、今後の方針についてどういうふうにやっていきたいかっていうのを、町長の意気込みを聞きたいと思います。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) ありがとうございます。やはり大事なのは、反対の意見もしっかり聞いていく必要があるなというふうに思います。そういった中で、なぜやる必要があるのかということを丁寧に説明をしていくという姿勢が大事なんだろうなというふうに思いますので、そこをしっかりやりながら、計画を含めて、もちろんこれが計画に縛られ過ぎると、また変なものができてしまうという部分がございますので、その時代だったり、その町の特色に合ったものをしっかりつくっていくということを考えながら、あくまでも新富町町民が潤うとかいうことの本筋を外したら絶対駄目だというふうに思いますので、町の総合的な活性化のために何をやるべきかということをしっかりやっていきたいというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 揖斐議員。 ◆議員(揖斐兼久君) ぜひとも反対意見もしっかりと聞いて、その上で決心していただくということですけども、その上でちょっとだけお尋ねしたいんですが、農業公社については、いわゆる先ほど言ったような研究農場と観光農場というものがあったり、それから、どういったようなイメージでっていうのをちょっと、もう一度お願いします。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 1つ目は、人材育成です。昨日も多種多様な農業人材を育成をしていくという中で、これまで後継ぎばっかりだったり、もちろん自分で独立をする農業を中心に農業者を育ててきたというのがありますので、じゃあ、法人に就職する、大きな大規模な農家をお手伝いをするというのも農業の一環ということで、そういった人材にもちゃんと研修ができるような施設等を造っていく、そして、独立をしたい人もしっかりサポートができるような施設を造っていくということで、そういった人材育成の農業公社と、あとは、収益作物だったり、新たな産物を作っていくという必要があります。また、技術革新で人手不足を補うためにテクノロジーの導入等をしなきゃいけない。じゃあ、それを個人農家さんに負担をしてもらって、実験をしてくださいとか、こういうのを入れてください、機械を入れてくださいというのも、なかなか経営的にハードルが高くなるので、それをやはりしっかり責任を持って町が実験をした上で、それが収益の見込みが出てくるという、なったときに普及促進をしていくとかっていうことを、やはりバランスよくやっていきたいというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 揖斐議員。 ◆議員(揖斐兼久君) もう一度、最後に聞かしていただきたいんですけど、その農業公社に至るまでの道筋は、あと何年後ぐらいになるのか、ちょっと大体概算で結構ですので教えてください。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 組織としては、来年度には立ち上げをして、その後に、しっかり計画をつくりながら施設を整備をしていくというふうに思いますので、公社の準備会はもう今やってますので、公社としては、もう来年発足をして、その後に、施設整備をしていくということになろうかと思います。 ○議長(永友繁喜君) 揖斐議員。 ◆議員(揖斐兼久君) ざっくり次のところではサッカー場のほうをやって、それの一年遅れぐらいで農業公社の施設の整備ができそうだということは、3年から4年先ぐらいというような感じでよろしいでしょうか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) フットボールセンターが出来上がります。その後に、観光農園、農業施設、そして、直売所等の集客施設等が出来上がってくるというようなイメージで、今検討してるということになります。 ○議長(永友繁喜君) 揖斐議員。 ◆議員(揖斐兼久君) 説明を十分していただいて、その方向で動いて、新富町が少しでも活性化されるようにしていただきたいと思います。 以上で質問を終わります。……………………………………………………………………………… ○議長(永友繁喜君) ここで暫時休憩いたします。10時50分から再開いたします。午前10時41分休憩………………………………………………………………………………午前10時50分再開 ○議長(永友繁喜君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 12番、吉田貴行議員の質問を許します。吉田議員。 ◆議員(吉田貴行君) 私は、さきに通告した内容に基づき、質問をいたします。 第1は、新田原基地問題についてです。 初めに、10月26日から11月5日まで、5日に強行された日米共同訓練について質問をいたします。 まず、米軍の新型コロナ対策について、具体的にどういうふうになっていたのか答弁を求めます。 また、オイルキャップの紛失の原因は分かったのか、答弁を求めます。 今回初めて土曜日に訓練が実施されましたが、これは、平成19年に締結した協定書に違反しているのではありませんか。町長の認識をお伺いいたします。 次に、米軍による新田原基地の緊急時使用に伴う施設整備について質問いたします。 最初に、米軍の弾薬庫を保管、貯蔵する弾薬庫について、経済産業大臣の承認の件はどうなっているのか、答弁を求めます。 次に、十文字地区も含め、説明会はどうなっているのか答弁を求めます。 大きな2つ目は、新型コロナ対策についてです。 第3波と言われる感染が広がっていますが、感染防止対策の現状について答弁を求めます。また、被害の現状と対策の現状についてお伺いをいたします。 大きな3番目は、昼休み時間の通常勤務の実施について質問いたします。 この目的と必要性について、簡潔な説明を求めます。 大きな4番目は、まちづくり事業の見直しについて質問いたします。 10月に開かれた全員協議会で、北側エリアの具体的な内容の説明がありましたが、改めてその内容について説明を求めるとともに、町民合意をどうするのか答弁を求めます。 最後に、福祉問題について質問いたします。 まず最初に、JR駅の車椅子での乗降について、川南駅がテレビや新聞で紹介されましたが、日向新富駅はるぴなす支援学校の最寄り駅となっております。新富駅の対応はどうなっているのか答弁を求めます。 次に、介護保険の第8期計画について、現在の状況についてお伺いいたします。 以上、誠実な答弁を求めまして、壇上からの質問といたします。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 吉田貴行議員の御質問にお答えをいたします。 まずは、新田原基地問題についてお答えいたします。 去る11月26日から11月5日まで行われた嘉手納飛行場からの新田原基地への米軍再編に係る訓練移転時における米軍の新型コロナウイルス感染症対策につきましては、今回の訓練に参加した米軍人は日本に居住しており、訓練参加者全員がPCR検査を受診の上、陰性が確認された者のみが参加したと聞いております。 また、米軍人は自らの厳しい規則に従って、ホテルや新田原基地外での住民の接触を最小限にし、米軍内の新型コロナウイルス感染症に係る対策指針に従い、感染防止対策として、マスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保、消毒の徹底等の必要な措置を実行すると説明を受けたところであります。 訓練移転に参加中の米軍航空機の部品遺失につきましては、多くの町民に不安を与えるものであり、今回の事案については大変遺憾と考え、今後このような事態が発生しないよう、国の責任において対策の徹底を図っていただくよう要請をしたところであります。 平成19年に締結をした米軍再編に係る新田原基地への訓練移転等に関する協定の中で、移転される米軍機の訓練形式等は、共同訓練に参加する航空自衛隊と同様の態様とするとされております。 町として、新田原基地は原則、土曜日、日曜日、祝日の訓練を行わないと認識をしており、協定を遵守には至ってないと思い、日頃から騒音障害に悩まされている周辺住民の負担を考えれば、土曜日に実施された訓練に理解を示すことはできません。今後の訓練につきましても、平日のみの実施を強く申し入れてまいります。 次に、米軍による新田原基地の緊急時使用に伴う施設整備での米軍の弾薬を保管する弾薬庫建設に向けた手続につきましては、現在、防衛大臣から経済産業大臣へ設置申請を行い、経済産業省において審査中と聞いております。 また、十文字地区の説明は調整中と聞いており、町といたしましても、これまで言ってきたとおり、今回行われる施設整備につきましては、住民の生活の安定に影響が大きいことから、整備する施設の必要性と施設整備の進捗状況等についてしっかり説明することや、基地の運用によって大きな負担を受けている基地周辺住民が、今回の工事により安心、安全の確保や住環境への影響が生じることがないよう、国の責任で十分な対策を講じるよう申し入れを行っております。 次に、新型コロナウイルス対策に関する御質問にお答えをいたします。 今年に入り、新型コロナウイルスの感染が国内に広がる中、感染状況を注視しながら、町民への注意喚起をはじめ、町主催行事等の開催自粛や公共施設の休館、小・中学校の臨時休業、飲食店等への休業や時間短縮営業の協力依頼など、様々な感染拡大防止対策に取り組んでまいりました。 しかし、依然として終息のめどが立っておらず、11月に入り全国的な感染拡大のタイミングと同じくして、本県においても再び感染者が急増し、第3波に直面をしている状況であります。 本町におきましては、8月以降、感染者は確認をされておりませんが、今後においても引き続き危機感を持ち、毎日の検温や手洗い、消毒、マスクの着用、換気をはじめ、会食や県外との往来の際の注意喚起など、感染リスク回避する取組を実践をしていただくよう広報啓発に努めるとともに、県や関係機関との連携を図りながら、感染拡大防止に取り組んでまいります。 次に、昼休み時間の通常業務の実施についての分散の目的につきましては、10月1日から昼休みの通常業務の試行を行っておりますが、これは、午前8時30分から午後5時15分までの時間帯において通常業務を行うことにより、切れ目のない行政サービスを実施すること、また、職員が昼の休憩時間を分散することで、昼食時間帯の飲食店の密を避けるという、新型コロナウイルス感染症蔓延防止対策を目的といたしております。 次に、まちづくり事業の見直しについてお答えをいたします。 北側エリアの内容につきましては、下村議員、揖斐議員にお答えしたとおりでございます。 今後、具体的な計画が定まりましたら、町広報等において町民の皆様へお示しするとともに、説明会の開催につきましても積極的に検討をしてまいります。 次に、福祉問題のJR駅の車椅子での乗降についてのお答えをいたします。 日向新富駅は、宮崎県立児湯るぴなす支援学校の最寄り駅でございますが、通学等でJRを利用する児童生徒はほとんどいない状況であり、保護者の方が送迎されているとお聞きをしております。 また、現在、日向新富駅には介助できる社員がいないことや、駅の構造的な問題もあるため、車椅子での乗降対応については難しい状況でございます。 JR九州への要望として、平成28年に施行されました障害者差別解消法にも規定されております障害の有無に分け隔てられることのない社会の実現のため、バリアフリー化を強く要望しているところであります。 次に、介護保険の第8期計画等についてですが、現在、令和3年度から令和5年度までの3か年間の計画として、第8期介護保険計画の策定に取り組んでおります。 第1回策定委員会は、新型コロナ感染症対策のため会議自体は中止となりましたが、書面表決という形で、計画の概要やポイント、地区分析や介護予防・日常生活圏域のニーズ調査分析を報告をいたしました。 今後、計画書の素案をお示しし、パブリックコメントを経て策定をしてまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田貴行君) 順次質問をしていきたいと思います。 まず、米軍のコロナ対策ですけども、分かればお聞かせいただきたいと思うんだけども、一般の米国人が日本に来る防疫体制ってのはどうなってるのか。今いろんな国があって、感染の状況も違いますんで、それぞれの国で対応が違うというのもあると思うんですけども、米国人について今どうなってるのか、ちょっと分かれば教えてください。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) いきいき健康課長に説明をさせます。 ○議長(永友繁喜君) いきいき健康課長。 ◎いきいき健康課長(山本茂人君) 一般の米国人の防疫対応に関する御質問にお答えします。 出入国管理及び難民認定法、いわゆる入管法に基づきまして、アメリカを含む入国拒否対象地域に滞在歴がある方が日本に入国をする場合には、新型コロナウイルスの検査を受けること、それから、入国の次の日から起算して14日間待機する滞在場所を確保すること、到着する空港等からその滞在場所まで公共交通機関を使用せずに移動する手段を確保することなどが求められておる状況でございます。 以上です。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田貴行君) 今回来た米軍はもう既に日本にいたという話なんですけども、いつから日本にいて、そういう対応はそのときに取っておられるんかどうかっていうのを分かるのかどうか、ちょっとお伺いします。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 担当に答弁させます。 ○議長(永友繁喜君) 基地対策課長。 ◎基地対策課長(宮武祐二君) 吉田貴行議員の御質問にお答えします。 米軍人がいつから日本国内にいるかというのは、私どもが説明を受けているのは、今回訓練に参加する米軍関係者については、以前から嘉手納飛行場に駐留している者ということしか説明を受けておりません。 以上でございます。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田貴行君) 一般の外国の方が日本に来るときに、いろいろ国で違うと思うんですけども、恐らく72時間以内にPCR検査を受けて、陰性だよっていう証明を持ってこないと駄目だというふうに聞いていますけども、それは間違いないですかね。 ○議長(永友繁喜君) いきいき健康課長。 ◎いきいき健康課長(山本茂人君) 72時間以内というのは、やはり細菌検査方法の充実とかも図られてきまして、それが若干短縮はされているかと思いますけれども、PCR検査を受けていただくということは変わりないということで考えております。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田貴行君) 米軍は、じゃあ、いつPCR検査を受けたのかちゅうのは御存じでしょうか。 ○議長(永友繁喜君) 基地対策課長。 ◎基地対策課長(宮武祐二君) 私どもが聞いておりますのは、今回訓練移転に参加する米軍人がいつPCR検査を受けたかということでございますが、具体的な時期ははっきり何時間前、何時間前と個別にというのはございませんが、新田原基地に入る最低72時間前に検査を受診し、陰性が確認された者のみ訓練に参加したということで国からは説明を受けております。 以上です。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田貴行君) 今72時間以内に一応陰性だったということで確認をしてるということで、確認をしておきたいと思います。 次に、オイルキャップの紛失についてお伺いしますけども、原因については答弁がありませんでしたけども、原因については何かお聞きされてますか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) ずっと原因について問合せをしてるんですけども、最終報告として、先日、原因が分からなかったという報告を受けたところであります。
    ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田貴行君) 原因が分からなければ、防止の対策のしようがないよね。ちゃんとやっぱ原因は聞くというのが大事だと思いますけど、この間、米軍もいろんな形で新田原基地で事故を起こしてますけども、事故原因の究明はほとんどがないというのが現状なんで、オイルキャップも恐らく、私の考えですけども、落下事故じゃないのかなというふうに気がします。ただ、元自衛官の方にいろいろ教えてもらったら、今のオイルキャップがなくても、オイルはこぼれんそうです。だから、安全上は問題がないというような話は聞きましたけども。ただ、落下事故というのは、いわゆる重大事故に直接結びつきますので、あってはならない事故だというふうに思いますんで、この点について、やっぱり厳しく国、あるいは、国は米軍に対してちゃんとやるように、ぜひ強力にお願いしたいと思うんですけど、どうでしょうか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 報告を受けた際、厳しくお話をしました。新聞報道等にも報道されましたが、申し入れを行ったところであります。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田貴行君) ぜひよろしくお願いをしたいと思います。 次に、協定書の関係で、町長の認識と私の認識一緒なんですけども、平成19年の協定の中では、自衛隊と同様の対応を取るという話になってますよね。結局自衛隊と同様の対応を取るという話になると、土曜・日曜は訓練しないということなんで、今回もう初めてだろうというふうに思います。基地対策課に聞きましたら、以前は予備日として土日が入るということあったんだけど、実際やられていないということなんで、重大な問題だと私思うんですけどね。これ、明確な協定書の違反だと思うんですけども、これについては、改めてもう一回ちょっと町長の認識をお伺いします。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) なかなか原則論として土曜日・日曜日ということで、ただ、遵守がされてない、協定書の遵守という面では、遵守がされてないという認識でございます。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田貴行君) もう遵守されてないってのは、守られてないちゅうことですね。違反してるちゅうことですよね、分かりやすく言えば。だから、やっぱ協定書そのもの、11日にまた行って、いろいろお話されると思うんだけども、協定そのもののやっぱりどうするのかということも含めて、やっぱり必要なのかなという気がするんですよね。そういった意味では、今回初めて土曜日に訓練したということで、重大だというふうに私思いますんで、そういう点も含めてお話をしてきていただければというふうに思います。 次に、11月2日の午前中は、米軍機だけしか飛びませんでした。町としても目視調査やられてるんで詳しいと思うんですけども、それに間違いありませんか。 ○議長(永友繁喜君) 基地対策課長。 ◎基地対策課長(宮武祐二君) 11月2日の午前中の新田原基地の航空機の飛行の件についてでございますが、まず、早朝に新田原基地所属のF─15、2機が天候調査で、区域のほうの調査を行っております。その後、戻りまして、その後、米軍機が離陸をしたというような事実があるということで聞いております。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田貴行君) 私たちも監視行動をやってますんで、午前中はもう基本的には、米軍機だけしかとまらんかという話になってます。 協定では、移転訓練は航空自衛隊との共同訓練とするというふうになっておりますんで、これも協定に違反してるんじゃないかなというふうに思うんですけども、今回の訓練は戦闘機戦闘訓練等というふうになってますけども、「等」という中については、どういうふうに認識されてるのか、ちょっとお伺いします。 ○議長(永友繁喜君) 基地対策課長。 ◎基地対策課長(宮武祐二君) 九州防衛局のほうから聞いておりますのは、この「等」の中にどういうことが含まれるかということでございますが、訓練を安全かつ円滑に実施するために、飛行場周辺の飛行要領の確認や飛行場への離着陸要領の確認といった慣熟飛行が該当するということでは聞いております。 以上です。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田貴行君) これは新聞報道ですけども、新聞報道によると、今回の訓練は、日米間で2年に1回行われる最大規模の共同統合実動演習で、キーンソード21というふうに言われてるみたいです。ちょっと調べてみますと、NATOでの訓練、あるいは韓国での訓練は、コロナ禍ということもあって随分縮小されてやられたというふうに聞いておりますが、今回の共同訓練は、自衛隊員が3万7,000人、米軍人は在日米軍だけではなくて、米国本土からも参加して、9,000人が参加してるというふうには聞いております。この中で新聞報道によりますと、新田原基地を拠点に日米のF─15戦闘機などが対潜水艦戦訓練、対艦訓練、戦闘機戦闘訓練の海上作戦演習を展開するというふうに書いております。そうなってきますと、航空自衛隊だけの共同訓練ではなくて、海での共同訓練といいますか、そういうこともやられているんじゃないか。つまり、協定に書いてない訓練もやってるんじゃないかと思いますけども、この点については何か情報をつかんでおられますか。 ○議長(永友繁喜君) 基地対策課長。 ◎基地対策課長(宮武祐二君) 11月2日の訓練についてでございますが、先ほど議員が言われましたとおり、同時期に実施する日米共同統合演習、キーンソードの一部において、他の航空部隊と連携した訓練を計画し、実施しているということでは聞いております。 以上です。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田貴行君) 平成19年の協定書は、先ほど紹介したように、航空自衛隊との共同訓練であるというふうに明確に書かれてます。新田原基地でありますんで、基本的には新田原基地に所属する航空自衛隊との共同訓練と。よその基地から来てやる場合もあるんでしょうけども、よその基地からの航空自衛隊の戦闘機である場合は、よその基地に行ってやればいいわけで、うちに来ないで。そういった意味では、基本的にはそうだと思うんですけども、どうもそれ以外の訓練、つまり米軍の単独訓練や、ほかの海上、潜水艦だとか軍艦だとか、そういうところとも訓練もやられてるんじゃないかなという疑いが非常に強いんですね、新聞報道とか見ると。これについて町長はどういう認識があるのか、ちょっとお聞かせください。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) あくまでも協定書に書かれてるものを遵守していただきたいというふうに認識をしているところなんですけども、総合訓練だということについては、前もってお話がありましたので、その中でも一番は、やはり住民に負担をかけるなという話をしたところでございます。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田貴行君) 平成19年の協定書については、町長もその当時、議員をやられてましたんで、よく知ってると思うんですけども、激しい反対運動といいますか、もうこれ以上負担かけるなということで、当時の町長も含めて反対をされました。途中でその当時の町長が断腸の思いで入院するということで強行されましたけども、その関係で認められないということで、議会も変わってきました。 ただ、私も思うんですけども、そういった激しい反対運動、断腸の思いをしてまでやったことがあるんで、その当時の町長や町の執行部の方々が、この協定書はやっぱいろんな思い込めて結んだんじゃないかなと思うんですよね。これはやっぱり、破られるということについては許せないと私は思うんですよね。ですから、そういう立場で町長も交渉を、要望を上げてほしいなと思うんですけども、改めてちょっとお伺いします。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 常々申し上げてるのは、しっかり協定書を遵守しろということ、あとは、国の責任においてこれはやるべきことなんだよということを常々言ってますので、そこについては、改めて強く申し入れをしていきたいというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田貴行君) ぜひよろしくお願いしたいと。何のために協定書結んだか分かりませんからね。やっぱりちゃんと、少なくとも協定書に書かれてることについては、誠意を持って守ってもらうということが大事じゃないかなと思うんで、よろしくお願いしたいと思います。 次に、緊急時使用に伴う施設整備についてお伺いします。 九州防衛局が来てから、弾薬庫については経済産業大臣の承認が要るんだと、もらうんだと、それをもらってから工事にかかるんだという話、説明を受けました。今もうどんな工事を今進めてるか、現時点の私もよく分かりませんけども、しかし、いろんな工事は進められてるというふうに思ってますけども、産業経済大臣の承認なしにどんどん進められてるというのは現実だと思うんだけども、これについてどう思っているのか、ちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) あくまでも聞いてる話は、今現在、経済産業大臣、経産大臣のほうに申請を上げてるということですので、弾薬庫の工事については、下りてからということの認識でございます。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田貴行君) よく分からないんだけど、同じ政府内で防衛省と経済産業省という話になるんで、そんなに難しい話ではないんじゃないかなと思うんだけど、なぜこんなに遅れているのか。まあコロナの関係もあるのかなって気はしますけども、よく分かりませんけども、その点はしっかりちょっと点検をして、押さえていっていただきたいと思います。 それと、説明会については要望してるということで、ぜひ引き続き要望していただきたいと思うんですけども。ちょっと具体的な内容で、弾薬庫の広さというのは、もう600平米というふうに決まってるというふうに思いますけども、保安距離などの具体的な中身について、もし分かっておられれば、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(永友繁喜君) 基地対策課長。 ◎基地対策課長(宮武祐二君) 保安距離等の具体的な内容ということでございますが、前回も御説明一部してると思いますが、具体的な保安距離等につきましては、貯蔵量等により決定されるため、これを明らかにした場合は、貯蔵量が推察され、これにより自衛隊や米軍の能力が明らかになることから、九州防衛局からは回答は差し控えるということで聞いておりますが、火薬類取締法の施行規則から御説明いたしますと、爆薬について一級火薬庫であれば、最大40トンの貯蔵ができるとされておるようです。仮にではございますが、最大の40トンを貯蔵した場合ということで、仮のお答えになりますが、第一種であれば550メートルの保安距離が、第二種であれば480メートル、第三種であれば270メートル、第四種であれば170メートルというふうに規定されております。貯蔵量と保安物件に応じまして保安距離が変わるということのようでございます。 以上です。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田貴行君) ありがとうございました。新聞報道によりますと、自衛隊の弾薬庫の保安距離が足らなくて、防衛省が発表して、いろいろ対応してるという話も聞いております。県内では都城と陸上自衛隊と高畑山、あそこが足らなかったと。どういうふうに対応をしてるかというと、本来入れられる弾薬の量を減らして対応をしてると。それで、いい加減だよね。保安距離が例えば、100メートルないといけないのに、80メートルしかなかったとか、そういうことなんです、これね。それはもう知ってると思うんですけど、そういうことを、そういう報道がなされたことについて、町長は御存じですか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 報道等で知っております。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田貴行君) ですから、何か九州防衛局が何かいろいろ推察できるかって話じゃないんですよね。既存の弾薬庫についても保安距離が守られていないというところがあるということなんで、そういった意味では、安心、安全という観点からは、ちゃんとした説明もするべきだというふうに思いますんで、ぜひ要求をしてほしいなということを要求しておきたいと思います。 それと、説明会については、ぜひまた引き続き要求してほしいと。 次に、新型コロナ対策に移りたいと思います。 それで、防疫対策としてのPCR検査については、前回もお話をして、町長も立場としては同じ立場じゃないかなというふうに思います。テレビの報道を見ておりますと、医療機関とか高齢者施設、ここでクラスターが物すごく発生してるという話になっております。それで、PCR検査を本来はこういうところにかけて、ちゃんと陰性を確認してやっていくと、つまり、クラスターを出さないということが医療機関を守るということにもつながっていきますけども、このPCR検査というのは、つまり、行政検査であれば、国が2分の1のお金を出すという話になってるんだけども、なかなか実施できないと、財政的な問題もあって。それで、新富町でできないのは、一つは体制の問題、もう一つは財政の問題あるのかなと思うんだけども、あるいは両方あるのかなと思うんだけど、これについて、どこに問題があってできないのか。つまり、新富町内の医療機関、あるいは高齢者施設、こういったところにPCR検査かけていくということでやっていく場合に、どこに問題があるのかというのはちょっとよく分からないんで、お聞かせください。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 実は、検査を実施してくださいというところをお願いをした、実は経緯もあるんですけども、やはり体制的な問題でできないということが一番大きな要因です。もちろん財源的な部分もございます。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田貴行君) 恐らく国が、厚生労働省がやってくださいって通知は来てるんじゃないかなと思うんですけどね。町まで来てるかどうか私分かりませんけども、少なくとも県には来てるんです。それをなかなかできないと。もちろんやってるとこもありますよ。もともと専門家が冬場にはやるよって話は、毎回言ってるわけですよね。冬場。ですから、そういった意味では、何か対応が遅いなというように思いますんで、私は、少なくとも医療機関だとか高齢者施設、できれば学校だとか、そういったところも含めて、まあ役場の職員も含めて、PCR検査はやっぱり冬場は定期的に行って、陰性ですよと、大丈夫ですよという確認を取りながら進めていくのが一番いいんじゃないかなと。これが医療体制の崩壊も防ぐ道ではないかなと思うんですけども、この点について、町長、どうですかね。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 一番はですね、体制的な整備が行われたらPCR検査数を増やす、クラスターの発生のおそれが強いようなところ、あとは、基礎疾患がある、もしくは、高齢者が多くいるというようなところに関しては、検査を実施していくのが一番いいのかなというふうには認識をしてるとこです。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田貴行君) 9月議会でもちょっとお話をして、一町じゃなかなか難しいのかなって話もしたんですけども、ぜひ、まだコロナがいつ終息するか分からないと、これからどれだけ広がるかも分からないと、今日からイギリスではワクチンが接種されるという話もありましたけども、こういうワクチンが、ちゃんとしたのが出てくれば、また違ってくるんでしょうけども、今の現状ではもうそうだということで、何かできるような方向でちょっと検討をしてほしいし、必要であれば県や国に対しても、まあ要望はしてると思うんだけど、要望してほしいと。もともと感染防止というのは、国の責任でやるべきことなんで、本来は費用も全部国が持つと、体制も国がちゃんとするというのは当たり前のことなんだけどね。国がやらないんで、こういうふうになってるというふうに思うんです。 それで、次の被害の状況についてちょっとお伺いしたいと思うんですけども、GoToキャンペーンが今やられてまして、今このGoToキャンペーンもどうするかちゅうことで、今いろいろ議論になってますけど、もともとGoToキャンペーンというのは、コロナが収まってからやるということだったんですよね、本来は。それを見切り発車でやってしまって、人が相当動いたということもあって、今の現状があるわけです。大体医療機関で頑張ってる人たちに感謝の気持ちということで言ってるのに、GoToキャンペーンなんて医療関係者行かないですよ、大変だから。だから、そういう意味で、何ちゅうのかな、もっと実情に即した対策を打ってほしいなと。私、そういうお金があるんやったら、PCR検査なんかの財源に充ててほしいし、体制に充ててほしいというふうに思ってるんです。 それで、新富町も町独自でいろんな形で頑張ってますけども、国がこういう動きがあるんです。例えば、中小企業などに支給する持続化給付金、あるいは家賃の支援給付金、これらも財務省が予定どおり、来年の1月15日で打ち切るという話がされてるという話を聞きました。雇調金については2月までちょっと延ばすという話ですけども、こういった国の支援策については、これからも引き続きやっぱやっていただかないと困るというふうに私思うんだけども、町長はどういうふうに思ってますか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) もちろん引き続き経済対策、支援対策を、コロナ対策予算をきっちり確保してくださいというお願いを、これは県を通してもしてますし、町村会でもお願いをしてるとこでございます。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田貴行君) 国のいろんな話を新聞やテレビ等で聞くと、何かいろいろやってきて、何ちゅうかな、支援することで生き残るのが悪みたいな感じの議論も出てきてるんですよね。本来はやっぱり、町長が言ってるように、一件も一人も潰さないという形で頑張っていかなきゃいけないのに、ぜひ私はこういうことについても要望してほしいと。 それと、もう一つ聞きますけども、社会福祉協議会が窓口になっています生活福祉資金の特例貸付、2つありますけども、どのくらいやられているのか、昨年と比べてどのくらい増えているのか、ちょっと教えてください。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 担当に答弁をさせます。 ○議長(永友繁喜君) 福祉課長。 ◎福祉課長(稲田真由美さん) 社会福祉協議会が窓口となっております生活福祉資金の特例貸付の活用状況についてですが、昨日現在の状況でお答えをさしていただきますと、緊急小口資金のほうは29名の方、総合支援資金の方は19名の方が貸付を受けられておりまして、総合支援資金の19名の方のうち、5名の方がさらに延長を申し込まれた状況であるというふうにお聞きしております。 以上です。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田貴行君) 福祉資金っていうのは県の社会福祉協議会がやってるんですけども、なかなかハードルが高くて、これまでなかなか入れなかったんですね。コロナの関係でこういう特例でやって、全国的には128万8,000件ぐらいやってると。神奈川県は昨年と比べて300倍に増えたというふうに聞いております。これが一つの、何ていいますか、生活保護に行く前のセーフティーネットの役目を果たしてるということなんで、そしたら、ぜひこれについても改めて周知徹底して、コロナで減収すれば、こういうの借りられるよということで、ぜひやってほしいなと思います。とりわけ高齢者施設や障害者施設、医療機関、この現状が非常に深刻だというふうにも思いますんで、こういったことの対策、また、非正規労働者の雇い止めの現状なんかは、つかんでおられれば、ちょっと教えていただきたいと思うんですけども。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) すいません。施設のみでは分かるようですので、こちらで。 ○議長(永友繁喜君) 福祉課長。 ◎福祉課長(稲田真由美さん) すいません。施設の現在の状況という形だけしかつかんではいないんですけれども、高齢者福祉施設、社会福祉施設等に関しましての現状として、町内の施設のほうからの被害報告というのは入っていない状況でございます。対策といたしましては、やはり職員や利用者に発熱等の症状が見られる場合には、かかりつけ医などの身近な医療機関に電話等で御相談いただきたいということ、あと、面会については、今後の地域における発生状況等を踏まえて適切に対応をいただきたいこと、そして、令和2年の10月の15日付だったと思うんですが、こちらのほうで通知をされとります厚労省からの事務連絡にございます、やはり社会福祉施設等における感染拡大防止のための留意点についての再度徹底をお願いしたいという形の文章を通知しているという状況のみでございます。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田貴行君) すいません。医療機関の状況については、9月もレセプトの関係で聞きましたけども、現状についてちょっと教えてください。 ○議長(永友繁喜君) いきいき健康課長。 ◎いきいき健康課長(山本茂人君) 医療機関の現状につきまして、国保加入者の受診状況について調べましたので、お答えしたいと思います。 3月から9月までの同じ時期を前年度と比較をした場合に、今年度いずれの月も減少をしておるようです。それで、7か月間の合計では、7.6%減少ということです。特に6月の診療分が一番大きく、13.4%の減少となっております。また、入院・外来等で見ますと、入院が10.3%減、外来が7.7%減、歯科が6.4%減、調剤が6.9%減、あと、柔道整復等が18.3%減という状況になっておるようです。 以上です。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田貴行君) こういった医療機関への減少というのも、本来は、していかなきゃいけないんじゃないかなというふうに思うんですね。国もいろいろやってるんですけども、なかなか現場にそういった支援が届かないという問題も今あるようでございます。 それで、民間調査会社によりますと、コロナの終息が長引いた場合に、廃業になる中小企業って、危機に瀕する中小企業っていうのが31万社に上るという民間調査会社の結果も出てるんです。それで、やっぱり感染防止をとにかく全力すること。感染防止をやらなければ、結局経済対策もできないんですよね。だから、そういった意味では、そういったとこが大事じゃないかなと。 それと、衝撃を受けたのが、自殺者が増えていると。しかも、女性と若い世代の自殺者が増えていると。大変ショックを受けました。さっき言ったような社会福祉協議会がやってるそういった資金もありますけども、こういったことをどうやって防いでいくのかというのは、行政の責任やと、私、思うんですよね。新富町で出るとかいう話じゃないですよ。でも、全国的にはすごく増えていると。町長も御存じだと思いますけども。 それで、私は、行政としていろんな相談の窓口をやっぱり開設すると。そこでいろんな相談を受けて、いろんな支援策につなげていくということについて、まあコロナの関係はやってると思うんだけども、こういった観点からも必要だと思うんですけども、町長、どうですかね。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 吉田議員のおっしゃるとおりだというふうに思います。実は、自殺者が増えているということを大変懸念をしておりまして、いつでしたっけ、課長会でも一番気になる事象として、やはり自殺者が増えてるんじゃないかということで、新富町としては、自殺者特別対策を行っていこうということで、現在、広報紙ももう一度しっかり出すと。そして、コロナ心のダイヤルできちんと相談を受けるように、もう一度徹底をしようということで指示を出したところでございます。やはりそういったことがないように対応してまいりたいというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田貴行君) ぜひお願いしたいと思うんですよ。テレビで見てますと、例えば、さっき言った社会福祉協議会の福祉資金特例、これについて申込みに行った方がいらっしゃって、この方はシングルマザーで、採用されたんだけども取消しになったと。借りに行ったんだけども、結局その特例措置は、コロナのときに減収にならないと対象にならないと。つまり、採用拒否なんで、収入が減ったわけやないんですよね。でも、生活そのものは大変だという話になってきてるんで、やっぱ市民にとって柔軟な対応が必要だと。しかも、そういった方々が気軽に相談して、いろんな形でつながっていくと、支援策に、いうところがどうしても必要だと。民間のいろんなところ、労働組合とか、いろいろやってますけども、行政もやっぱり努力してるんだと思うんだけど、ぜひそういう形で相談窓口やっぱりつくってもらって、気軽に相談に来てもらって、こういった人がちゃんと生活できるように支援していくということは、非常に大事だと思うんですよ。こういったコロナ禍で、まだ見通しが立たない時期で、なお必要だと思いますんで、ぜひ知恵を出してもらって、うまく対応ができるような形でやっていただければなというふうに思いますんで、よろしくお願いしたいと思います。 次に、昼休み時間の通常業務についてお伺いしたいと思います。 サービス向上とコロナ対策ということも分かりましたけども、ちょっと回覧板を見ておりまして、回覧で町民にお知らせしましたけども、その中で、休憩時間が午前11時から午後2時までの間で交代制になると。このことで業務につきましては、担当職員がいない場合があるんで、時間を要する場合がありますというふうに書かれてます。逆に言えば、住民サービスの後退じゃないのかなという気もするんですけども、これについて町長はどう思われますか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 最初の段階では、もしかしたらそういう状況があると思うんですけども、最近、やはり業務が人についてるというような感じがします。それぞれがある程度の業務の知識を持っていただくとありがたいんですけども、一人がもうその業務だけしかしないとか、一人が一つの業務となってしまうと、いざ何かあったときに対応ができないという状況が発生しますんで、みんなで業務を共有していくという意識を持ってもらうためにも、最初は不便をかける場合がございますけども、将来的には、みんなが情報共有する、業務を共有することによって、住民サービスの向上につながっていくというふうに思っておるところであります。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田貴行君) 私、目が悪くて、職員の皆さん方にもいろいろお世話になっておりますけども、いわゆる担当職員がいなくても、ちゃんと対応したりだとか、そういうなのを感じておりますし、町長に立ち話でお話したことがあると思うんだけど、以前の課長さんが、最近の職員さんはよく挨拶してくれるということで、感心をしておりました。その当時の課長さんとか言ったかどうか分かりませんけども。でも、職員の皆さん方がやっぱりそういう形で挨拶してくれたり、丁寧に対応してくれるというのは大変いいことだというふうに思いますし、また、住民との関係でも、信頼関係が生まれてくるんじゃないかなということで、職員の皆さん方は頑張っておられるんじゃないかなというふうには感じてるとこです。 それで、この昼休み時間の通常勤務については、私は、2つのことをぜひお願いしたいと思います。一つは、やるのは職員です、実際やるのは。ですから、職員の皆さん方の意見、労働組合の意見を十分に聞いて判断してほしいということなんですけども、どうでしょうか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 検討委員会を立ち上げて、意見を集約をさせていただいて、前回意見も出していただいて、様々なやはり問題点もございます。そこで、やはりその問題点を、まず執行部としてやらなきゃいけないことが明確になってきてますので、そこにしっかり対応をしてく。まずは、休憩所をしっかりつくるとか、休憩が取りやすい環境をつくってあげるとか、あと一つは、やはり住民の皆さんにこれをしっかり告知をしていくということが重要になってくるかなというふうに思いますので、そういう反省点が出てきますので、そこをしっかり対応していきたいというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田貴行君) 2つ目も答弁しましたんであれですけど、私は本格的に実施する前に、やっぱり環境整備っていいますかね。11時に御飯食べるっていう話になるわけですよね。ですから、ちゃんとそういった食事ができる場所をちゃんと確保する。皆さん外に出るばっかりやなくて、お弁当を持ってこられる方もいらっしゃるので、それと、食事をした後にちょっと休憩をすると。つまり、女性職員も男性職員もおりますんで、一緒はなかなかまずいということもありますんで、そういった環境整備をしっかりと整えてほしいというふうに思うんですけども、それちゃんとやるということなんで、ぜひお願いをしたいと思います。 次に、まちづくりの見直しについて、これはもう下村議員だとか、揖斐議員にお答えした分なんですけども、中身としては、まだ今から検討するということもたくさん入っていますけども、問題は、町民合意をどう勝ち取っていくかということだと思うんですね。これが出たのが、まちづくりの最初のあれですね。かなり努力してるといいますか、エネルギー使ってつくってます。検討委員会もつくっておりますし、アンケートもやっております。ただ、アンケートの結果を尊重してるかどうかは別で、いろいろあるんですけども、でも、それだけ努力して、町民合意を勝ち取る努力してきたということなんで、やっぱり町民合意をどう勝ち取るかちゅうのは、相当エネルギー使わにゃいかんと。揖斐さんが言ったように、反対意見もよく聞くということでよく聞くと言ってましたけども、そういう努力してほしいと思うんだけど、改めてちょっとお願いしたいと思います。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) しっかり説明を行っていきたいというふうにありますので、要望があれば、どこにでも出向いていくという話を差し上げました、担当課のほうにもですね。そういう覚悟できっちりつくり上げていこうということですので、しっかり住民合意を得ながらつくっていきたいということであります。まあ多数決論にはならないんですよ。いいか悪いかにはならないんですけど、丁寧な説明という、なぜつくる必要があるのかとか、なぜこういう施設が必要、つくるのかということの説明をきっちりやっていきたいというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田貴行君) 反対、賛成はいろいろあると思うんですよ。当然人間ですから、考え違うからね。でも、おっしゃるように、丁寧に説明すると、反対意見もよく聞くというような態度がやっぱ大事だと思いますんで、九州防衛局みたいな態度は取らんでほしいというふうに思いますんで、ぜひお願いしたいと思います。 次に、福祉の問題ですけども、車椅子の関係ですけども、確かに少ないのかもしれません。逆に言えば、乗れないんで少ないというのもあるかもしれません。私は、障害を持っておられる方が公共交通機関を大いに使うというのは大事なことだと思うんですよね。この点から見ても、新富駅で車椅子の方々が安心して乗れるような、そういった改善していってほしいなと思うんですけども、JRの態度は知ってます。だから、株、あれを買って、意見言ってるわけなんだけども、でも、町としてできることは、まだほかにあるんじゃないかなと思うんだけど、その点どうですかね。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) もちろんしっかり、役場に連絡をしていただいたら、対応するというのは当然ですので、それは対応をしてまいりたいというふうに思います。ただ、いつでも乗れるということが重要になってくるかというふうに思いますので、そこについては、JR九州に対して、やはりバリアフリー化の要望をしていく。そして、今回要望したことについては、じゃあ、市町村が幾ら出せば、明確にそれがなし得るんだという話まで少し具体的にさしていただいたんですけど、まだその回答をもらってないとこなんですけども、じゃあ、その基準というのを提示してくださいというお願いをしているところであります。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田貴行君) もうおっしゃるとおりだと思うんですよね。本来は、JRが責任を持って障害者差別解消法の立場に立てば、やらないかんですね。それだけ、るぴなす支援学園の最寄り駅ということであれば、先駆けではないといけないと。今度、佐土原で、佐土原駅がエレベーター付けるそうですね。だから、新富駅のほうが先に付けなきゃいけないんじゃないかと私は思うんだけど、向こうは特急止まるんで、いろいろあるでしょうけども、ぜひ私はそういった立場で頑張ってほしいなと思いますし、JRがいろいろ動く前にできることがあれば、対応をしてほしい。町長が言うように、いつでもどこでも乗れるというのも理想なんだけども、少しでも使いやすくすると、現状をね、いうのも大事なんで、そういう運動がやっぱり実っていくということもあります。今度、支援学校の施設整備の基準を決めるということが、一応決まったようですね。中央教育審議会でも議論になったし、文科大臣もやると言ってます。ただ、現状を追認するような設置基準じゃ駄目だと。やっぱり障害者の、何ですか、成長を保証するような設置基準にしてほしいなと思うんだけど、10年以上運動して、やっと実ってきたわけですよね。ですから、そういった意味では、そういった立場でぜひ頑張ってほしいなというふうに思います。 介護保険のほうもやりたかったんですけども、ちょっともう時間が来ておりますので、介護保険については、また改めて質問したいと思いますんで、これで私の質問を終わります。ありがとうございました。……………………………………………………………………………… ○議長(永友繁喜君) ここで暫時休憩いたします。午後は1時から再開いたします。午前11時44分休憩………………………………………………………………………………午後1時00分再開 ○議長(永友繁喜君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 8番、吉田憲市議員の質問を許します。吉田議員。 ◆議員(吉田憲市君) 皆様、こんにちは。 5項目のことについて、町長の見解を問いたいと思います。 初めに、スマートインターチェンジを活用したまちづくりについて。 その中で第1点として、上新田小学校跡地の活用計画について、2番目として追分分校の活用について、3番、古民家の利用方策について、4番目として、温泉センターについて、5番目、新田原基地周辺の道路整備について伺いたいと思います。 2問目として昼休み時間帯の業務対応について。 1番目として、1日平均各課の対応実績について、2番目として、問題点と今後の対応について。 3番目として、デマンドタクシーについて。 1番目として利用実績について、2番目として問題点と今後の対応策について伺いたいと思います。 4番目として、高齢者対策について。 1番目として、本町の高齢者の現状について、2番目として、町内にある老人ホームの現況について、3番目として、開放型老人ホームの建設について。 5番目として、農業政策について。 1番目として、本町農業の方向性について、2番目として、有機農業に取り組む考えはないか、3番目として、町営牧場の活用計画について、4番目として、これ全体に網羅することですけど、人材育成と指導体制の確認について、伺いたいと思います。 以上、5項目のことについて壇上からの質問といたします。よろしくお願いします。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) それでは、吉田憲市議員の御質問にお答えをいたします。 スマートインターチェンジを活用したまちづくりについてですが、上新田小学校跡地の活用計画に関しましては、現在、検討を進めており、今年度中を目途にお示しをしたいと考えております。 追分分校の活用につきましては、今後推進を図りスポーツ合宿等に活用する方向で調整を行っているところでございます。 古民家の利活用についてでございますが、古民家は一般社団法人古民家再生協会宮崎が農水省の補助と自己資金を投じ移設をされた施設で、国庫補助の要件として民泊での活用が基本となる施設となります。 温泉センターに関しましては、御承知のとおり、源泉、井戸から現在地までパイプラインを敷設しております。建て替えについては財源等の課題もあり、今後検討を重ねてまいります。 次に、新田原基地周辺の道路整備につきましては、スマートインターチェンジの整備による町民の利便性向上はもとより、物流や周辺開発など地域産業活性化及び大規模災害時の新田原基地を使用しての防災拠点機能強化につながることから、関連する道路整備は重要だと認識をしております。今後、スマートインターチェンジの開通を見据えたアクセスルートを総合的に考慮し、道路整備に取り組んでまいります。 次に、昼休み時間帯の業務対応につきましては、1日平均の各課の対応実績につきましては、町民課で1日約10件、その他では二、三件という課が多く、ほぼないという課もあります。問題点といたしましては、利用者があまり増えないことから、町民への周知不足が考えられることや、職員が昼食を取ったり、休憩をする場所等があまりないという問題点はあります。それらを改善、整備をしながら、そして各課に応じた昼休み時間帯の勤務体制を確立していきたいと考えております。 次に、デマンドタクシーについてお答えをいたします。デマンドタクシーは乗り合いタクシー、トヨタクとして11月1日から運行を開始しており、11月の利用実績は延べ266人、1日平均約9人となりました。 問題点につきましては、介護が必要な方が乗車を希望された際に対応が難しいケースがあり、福祉的なサービスとのすみ分けが今後の課題であると考えております。また、高齢化の進展から利用者数の増加が今後予想されますが、利用者の増加によって乗り合い希望時間が重なり、希望通りにいかず時間をずらしていただくケースも発生するものと考えております。利用状況の推移に注意を払いつつ、運行方法に修正が必要な際は対応してまいりたいと考えております。 次に、高齢者対策についてですが、まず本町の高齢者の現状におきまして、令和2年11月1日現在の住民基本台帳による総合人口1万7,179人に対し、65歳以上の高齢者は5,346人となっており、高齢化率は31.1%となっております。 また、全世帯7,840世帯に対し、高齢者1人のみ世帯は17.4%にあたる1,366世帯、高齢者2人以上の世帯は14%の1,095世帯となっております。 次に、町内にある老人ホームについてですが、本町は高齢者向けの住まいとして介護老人福祉施設が1か所、介護老人保健施設が1か所、介護付有料老人ホームが1か所、住宅型有料老人ホームが7か所、認知症対応型共同生活介護グループホームが3か所ございます。全施設で363人の定員の中、令和2年11月末現在は、定員の92%にあたる334人が入所をされております。 次に、開放型老人ホームの建設についてですが、本町の施設は要介護認定を受けている高齢者のための入所で、外出や外泊に一定の制限が定めてある施設がほとんどで、外出や外泊に制限なく自由にできると言われる高齢者の居住安定確保に関する法律でのサービスつき高齢者向け住宅はございません。 次に、本町農業の方向性について、お答えをいたします。 本町の基幹産業である農業の振興、発展のため、必要なことは新たな挑戦ができる環境を整え、持続可能な魅力ある農業生産基盤を構築する必要があると考えております。そのため、次世代を担う人材の確保及び育成する新たな体制づくり、スマート農業等を生かした効率的な農業生産基盤構築、新品種作物の生産確立による新たな産地革新、新たなマーケット開拓及び販売力を強化する出口戦略を進めてまいりたいと考えております。 次に、有機農業に取り組む考えはないかについて、お答えをいたします。 本町におきましては、有機農業に取り組みたい農業者に対しては、情報提供や有機JAS認証取得等の補助事業の活用等を推進しております。現在、新富町、木城町、高鍋町及び西都市の有機農業者で構成する団体の活動に対し、有機農業に関する勉強会や情報交流の場の提供などの支援を行っております。また、本町から日本の有機JAS認証のお米を台湾に輸出する新たな取組も進めているところであります。 次に、町営牧場の活用計画について、お答えをいたします。 町営牧場については、遊休資産を活用した畜産業の発展を図るため、新富町酪農肉用牛生産基盤施設設置協議会において、新規就農、担い手の確保、子牛の維持、増頭及び研修機能を有した施設建設の協議を進めております。協議会を通じて、今年度中に構想をまとめ、今後の町営牧場活用に努めてまいりたいと考えております。 次に、人材育成と主導体制の確立について、お答えをいたします。 耕種農業については、新規就農者受入れ研修として、新富町アグリカレッジ研修に取り組んでおり、令和元年度に研修生3名を受入れ、本年度就農を開始をしております。引き続き、地域の先進農家及び県の関係機関、JA児湯と連携を図りながら、人材育成指導を行ってまいりたいと考えております。 また、畜産業については、新規就農担い手の確保、子牛の維持、増頭及び研修機能を有した施設を整備し、新規就農者を受入れ、人材育成指導を行いたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田憲市君) 1番目の小学校跡地の活用についてのとこですけど、要は上新田の拠点となり得るような施設を造っていくことも大事だと思いますけど、要はどんなふうにすれば活性化をできるのか、できないのか。そこ辺りを十分検討いただいて方向性というものを出していただいたらいいと思いますけど、そういう考えの中でまだ1つの構想もできていないんですか。町長の頭の中にはあると思いますけど、あったらお願いします。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 吉田議員おっしゃるとおり、上新田地域、せっかくスマートインターチェンジができるというところ、そして小学校跡地が5分以内にできるかなという、かなり短い時間で行ける地域になろうかというふうに思いますので、そこをうまく活用していきたいというふうに考えておりますので、しっかり検討重ねていきたいというふうには思っています。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。
    ◆議員(吉田憲市君) 今から先、造るものについては防災ということを念頭に置かれて取り組んでいく必要があるんじゃないかなと思っています。上新田とか追分辺りについては、そういう避難場所としてのやっぱり利用度が高いと思います。ちょっと離れていますけど、車で行けばそう遠くないと思いますので、そこ辺りも十分配慮しながらお願いをしたいと思います。 それと、追分分校の活用ということですけど、源泉が近くにあるから温泉を引いたりして、やっぱり宿泊施設として利用できるような形づくりができないもんかなと私は思っているけどいかがですか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 吉田議員もよくおっしゃられるんですけども、費用対効果をしっかり見定めなさいということをよく質問等でもおっしゃっていただけるんですけども、なかなか現在温泉施設をじゃあ引いて、利益を出していこうということだけでは限界があるかなというふうに思いますので、様々な方法でやはり検討をしていく必要があろうかなというふうに思います。追分分校をはじめ、上新田小学校跡も含めて、しっかり費用対効果ばかりを言ってしまうと本当に必要な施設というのができていかない部分もございますので、行政が今から何をすべきか、町として何をすべきかをまずしっかり考えてまいりたいというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田憲市君) 要は、温泉センターにしても追分分校にしても、やはりスマートインターチェンジの関係とか、キャノンの関係とか、やっぱり整備のほうの考え方をぴしゃっとすればかなりの利用度が上がるんじゃないかなと思っています。温泉を造るにしても、やはり今から先は、私はキャンピングカーで生活するような形態が増えてくるんじゃないかなと思っております。それでいいことなら温泉センターと併せて、そういうキャンピングカーが100台ぐらい停まるようなやっぱり施設を開設して、大々的に売り出すとか、やっぱりいろんな方策はあると思うんですよ。 今から先は、50年先、100年先のやはり気象変動とかそこ辺りも見越して、できる限りそういう防災ということを重点に置いて、安心、安全ということを主眼にお願いできればいいと思います。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) しっかり検討してまいりたいというふうに思います。 吉田議員おっしゃるとおり、最近やはり生活様式が変更してきたということで、ソロキャンプだったりとかいうのが大変はやっていて、グランピングと言われるもののニーズ等も全国的に高まっているということもございます。いろんな方向から検討してまいりたいというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田憲市君) 今からの、今、コロナでいろいろ束縛されているところがかなりあると思いますけど、コロナが終息後には恐らく生活様式というのが私は一変するんじゃないかなと思っております。それで、農業も絡めながら全てが循環できるような体制ができる場所をやっぱり提供していけば新富町の将来というのは明るいんじゃないかなと思いますが、そこ辺りを念頭に置いてお願いしたいと思います。 それと、3番目の古民家の利用方策ということで、先ほど説明をいただきましたけど、古民家で宿泊をするという前提もあると思いますけど、第1点として民間に貸出しができるのか、それと収容人数はどのくらい収容できるのか、それともう1点、食事とかそういうものについては提供できるのか、できないのか、そこ辺りお願いします。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) あくまでも所有をされているのが古民家再生協議会ということで、そことの協議の中でどういう利用法があるかということは、利用の形態については議論ができるというふうに思いますので、いろんな利用形態を考えながら研究をしてまいりたいというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田憲市君) やはり婦人部とか、そういう人たちが集まっていろいろ勉強会をしたり、料理を作ったりするような場所がないかということがよく言われます。そういうことができるような施設であれば、私たちも大歓迎だがなと思っておりますけど、そこ辺りはまだ分からんとですか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) これまでも建設に当たって、地域の皆さんにお手伝いをしていただいてわらぶき屋根をつけたとかいうようなお手伝いもしていただいながら、地域の皆さんとともにやっていこうという意思も大変強うございますので、そこはいろんな協議をさせていただければと思います。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田憲市君) それと、5番目の新田原基地の道路整備ということですけど、やはり新田原飛行場を宮崎県の災害拠点と位置づける形をつくっていただいて、やはり道路の格上げというのをしていただいて整備していただければ、新富町の持ち出しが少なくなると思うんですよね。それでやっぱり町民運動として、スマートインターができることによって、そこ辺りもやっぱり強力に国とか県に要請していく必要があるんじゃないかと思いますけど、いかがですか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 吉田議員おっしゃられるとおり、輸送道路というのが県で指定されています。1級、2級ですね。都市間を結ぶとか、県庁所在地と空港を結ぶところは1級とかいうのがあるんですけれども、残念ながら新田原基地は自衛隊基地と各市町村をつなぐ道路は2級ということになっているんですよ。そうすると、優先順位が1級のほうが高くなるんですね。ただし、この宮崎県の場合は民間飛行場が海沿いにあると、沿岸部にあるということで、浸水区域にあるということを考えたときに、一番の物資輸送の拠点となる可能性があるのは新田原基地だということを、これは県に対しても伝えてあって、1級に指定をしていただくようにというお願い等をしてありますので、そこは積極的に要望をしてまいりたいというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田憲市君) やはり、新富町は新田原基地というのがある以上は、新田原基地を最大限に活用した町政というものが、今後ますます必要になってくると思いますので、そこ辺りも十分念頭に置かれてやってほしいと思います。 それと、川床から一丁田を経由して平伊倉へ抜ける道、それと上新田の農協の支所から上に上がる道の整備というのも、やっぱり早急にやってもらう必要があるんじゃないかなと思いますけど、そこ辺りも含めてお願いしたいと思います。 町長のそういうことは考えらえているかどうか、お願いします。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) スマートインターチェンジを設置をするというときに、今回ポイントとなった、これはかなり全国的に見ても早い認定だったんですけども、これは担当課も頑張ったということもあるんですけども、あと地域の皆さんの御理解があったということもあるんですけども、やはり隣のインター、高鍋インターと西都インターが両方浸水区域にあるということも含めて、アクセスとして災害が起こったときにアクセスが有利だということで、早めの事業化ということになったんだというふうに思いますので、やはり災害を予想したら、それにつながるアクセス道路の整備というのも非常に重要になってきますので、アクセス道路としての県道ですね。停車場線等の県道についての整備も同じく要望していると。そして、それも推進をしていかなきゃいけないというふうに考えております。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田憲市君) スマートインターチェンジは、新富町の将来というものにつながってくることは言うまでもないと思いますけど、これは大体いつ頃が完成のめどですか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 令和の二桁にはならないように頑張って推進をしてまいりたいというふうに思うんですけども、少しでも早くするためには、やはり地元の合意とか協力とかというのが必要になりますので、ぜひ御協力をいただいて、事業が早期に完了するような協力をいただきたいなというふうに思うところです。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田憲市君) せめて、3年か5年ぐらいのうちには、やっつけるぐらいの若さと気力で一つお願いしますわ。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) そんな若くはもうなくなってきたんですけども、本当とにかく早めに、やはりしっかり事業進捗を早期に図っていくというのも必要なことでしょうから、そこは全力で着工早期完了を目指していきたいというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田憲市君) 1番目のことについては、十分職員も派遣されていることじゃから、一生懸命頑張ってもらって、人んかたより先にするように一つお願いしたいと思います。 それと、2番目の職員の昼休み時間帯ということですけど、これについていろいろ何してももう余り理由がないんじゃないかなという感じがするんですよね。じゃから、やっぱり原則としては、8時半から5時までというのが大体こう今までの通例の中では行われてきたことなんですよね。でも、住民サービスとして、昼休みの時間、開けなければいけないところと開けないでいいところとあると思うんですよね。そこ辺りは十分配慮いただいてやってもらって、やっぱり一番必要なことは、オールマイティーな職員が育つか育たんかなんですよね。それで、職員を育てるという観点から立ったら、やっぱそれはいいことだと思うんですよ。じゃから、いい部分、悪い部分は選択をして、やっぱり職員も喜ぶ、住民も喜ぶ、そういう形づくりをしたらどんげなんかなと思いますけど、それはいかがですか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 先ほど、吉田憲市議員にもお答えをいたしました。しっかり対応してきたいと。反省すべき点が何点か、勝手が悪いと、休憩場所がないとかいう部分については職員に不都合がありましょうから、そういった部分については改善をしていくというふうに思います。 ただ、基本的には、私はこのことについてはコロナ対策の点から考えても、当然今まで7時間45分しか開いていなかった役場が8時間45分開くということに関しては、当然1日来る人間は決まるので、それが分散をされると少しでも減っていく。飲食店に出た場合も12時から1時というのが圧倒的に混む時間帯なので、その時間を避けると密が防げるのとともに、飲食店にとっても開けている時間が11時から2時までとか、3時まで開けていらっしゃるので、その時間帯に分散をすることによって飲食店にとってもメリットがあるということで、しっかり対応していきたいというふうに思いますので、反省すべきことをしっかり見ながら対応してまいりたいというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田憲市君) そこ辺りは職員の方と十分詰めていただいて、町長の方針として分かるんですよ。でも、やはり住民と職員が一体となって初めて新富町なんですよ。だからそこ辺りは十分考慮していただいて、やっていただければいいと思います。 それと、3番目のデマンドタクシーについて、いろいろ聞いてみると、バス停まで行くのに大変だと。今度は買い物をしても今度は帰るときは大変だというような話をよくされるんですよね。高齢化社会は避けては通れませんけど、やはり歩くことも健康の増進の一つなんですよね。じゃから、やっぱりそこ辺りも配慮しながら、場合によっては買い物難民のために、買い物代行とかそういうのもやっぱり考えてみたらどんげかなと思いますけど、そこ辺りいかがですか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 運行を初めていろんな問題点だったり、改善をしなきゃいけない点も多多あるんですけども、基本的にはやはり予想ができた問い合わせ等が多くて、家の前に停留所をつけてくださいと、もっと近くに停留所を増やすことができないのかというのがやはり多いんですけども、やはりこれはあまりにも近いとタクシー業界、タクシーが今度は新富町からなくなってしまうと。タクシーが運行できなくなって、じゃあもうタクシーがなくなってしまうとなると、今度は住民にとってもっと不便な状況に陥っていくということになりますので、そこのバランスをやはりしっかり考えながら、停まるところの設定をしていかなきゃいけないというふうに思います。そこについてはしっかり対応していきたいなというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田憲市君) 場合によっちゃあ、タクシー会社ぐらい買収するぐらいのことをするぐらいの英断をもってくださいよ。 それで、やはり今から先は高齢化社会で、上新田のAコープが来年の1月末で閉めるそうです。恐らくまだまだそういう問題点というのが出てくるから、そこ辺りも十分農協と話をしていただいて、やっぱりできるだけそういう困らない人を助けるような形ができたらいいなと私はいつも思っておりますので、そこ辺りよろしくお願いしたいと思います。 それと、4番目の高齢者対策ということですけど、先だって11月末のいきいき健康課からしんとみ国保だよりというのが回ってきました。だからその中を見たら3.8%減の36万2,323円ですかね。140万円減になっております。それで本来なら今の状態高齢者が病院に行く、コロナの関係はほとんどないと思いますけど、そういう状態で、今後コロナの影響で病院に行くのが減る可能性があると思いますけど、昨年の実績を見ると歯科だけが増えているんですよね。歯科が増えているということは口腔ケアに十分配慮がされているんだなというふうに私は取ったんですよ。いきいき健康課の方たちももちろん全職員ですけど、いろいろきらり体操に行って進めてもらったりして、その結果が出ていると思えば、問題はそこ辺りはきちっと町長評価をしてもらいたいと思います。どんげですか町長。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) まだ、ちょっと先ほどの上新田のAコープの件についてだったり、デマンドタクシーの件でもそうなんですけど、これもやはり難しいのが要望があって、例えば大きなスーパーができたり何だったりと利便性を高めていくと、そうやって地域の小さい店がなくなって余計不便になっていくと、もうタクシーもだから一緒なんですよね。利便性を高めて行政がやってしまうと、今度はタクシー業界がなくなっていくというようなことになっていかないように、持続可能な地域づくりをやっぱり目指していかなきゃいけないと。それは民間業界も含めてきちっと残っていって、しっかり対応ができるような地域にしていかなきゃいけないということだというふうに思いますので、そこはよろしくお願いします。 あと口腔ケアの話でしたっけ。電動歯ブラシを使ってください。(「まあそらあいいです」と呼ぶ者あり)(笑声)すみません。ということで、職員はしっかり頑張ってくれていますので、そこは対応していかなきゃいけないというふうに思いますし、今後やはりこの介護予防だったりということを取り組んで、やはり介護の費用をしっかり下げていくということをしていかないと、これ行政負担かなり今後増えていく見込みになっています。これが増えていくと、一般財源かなり厳しくなっていくということが予想されますので、やはり健康づくり、予防対策、介護に重症化しないうちにしっかり対応できるように全力を尽くしていきたいというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田憲市君) 老人ホームの現状というのは、大体分かりましたけど、やはり1人暮らし、夫婦世帯というのがかなり多いんですよね。1人が倒れたらまた片方も倒れるというような形になるんですよね。それで私は3番目の開放型老人ホームというのを開設、民間の人の力を借りてでもそういうものを造って、やはり健康寿命というか楽しみながらそこで過ごしながら生活ができるような体制づくり、外で出てみたらグラウンドゴルフができるわ、家庭菜園ができるわと、そういうような環境の中でやっぱり高齢者を守っていくという形を作っていけばいいんじゃないかなと思っております。 私もそういう話があったから、福岡のそういう開設をしているところの資料を担当課に渡して、ちょっと勉強してみたらどんげですかという話はしておきましたので、またそういう民間からの恐らく話も近々あると思います。それで、やっぱりそういうものも一緒になってやってもらったらいい新富町になると思いますが、いかがですか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 私もこのサービス付高齢者住宅、何年か前に東京都心部にかなりできてきたんですね。大変注目をしていたんですけども、やはり何点か問題点もございます。やはり介護予防にしたいわけです。要は介護をよくしたいんですけども、サービスが全てついてしまうと、全てサービスを入っていらっしゃる方がサービスを利用するというフルデリーをするという形になっていくと、なかなか介護予防とかこれをよくしていくという観点からは、なかなか経営と一体になってしまうと難しい部分があるので、やはりこのサービスつきもコンシェルジュ方式というのがちょっとあるんですけど、介護予防に特化したとか、一般の方も入れるけど、いざというときはそういった御用聞きじゃないんですけど、困ったことを助けてくれる方がついている住宅とかいうのが、最近やはりできてきているんですね。 そういったニーズをいろんなことを考えながら、じゃあ新富町に何が合っているのかというのは検討をしていかなきゃいけないというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田憲市君) やはり、今から先はその集合体の中に健常者がおるということが安心、安全につながるんですよね。それで私が調べたそういうホームについては、3世代についてまで生活ができると。その代わり住宅として貸与すると。方やその高齢者で1人暮らしの人とか、夫婦暮らしの人については、朝飯は提供しますよと。あとは自分で料理して作ってくださいとか、そういうような形で進んでいるような感じがするんですよね。それでやっぱり今から先は高齢者の人にそういう待機者とはいかんけど、そういう人に出資してもらってそういうものを造るとか、やっぱりいろんな方法が将来出てきやへんかなと思っているんですよね。だから、そこ辺りも十分ちょっと検討してみる余地があるんじゃないかと思いますけど、いかがですか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 一番は、通常住まわれている住宅だったり、住み慣れた地域でそういったサービスが受けられる、受けやすい環境が整っていくということが理想だというふうに思っています。そういった地域福祉に特化した町というのも必要なことでしょうから、しっかり検討していきたいというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田憲市君) 小嶋町長が、福祉の小嶋と言われるぐらいじゃから、そこ辺りは十分頭に置いて、今後進めてもらえれば下がりたいと思います。 4番目の高齢者対策については終わりたいと思います。 5番目ですね。農業政策についてということで、今後の方法として、私は今一番問題になっているのが、どちらかというと土壌だと思うんですよ。じゃから、やはり何十年も前の土づくりから、それからいろんな作物づくりで販売とか品種、減農薬、減肥料、化学肥料を使わんとか、そういう農業をすることによって健康につながるんですよ。じゃから私は有機農業というのを将来は目玉にして新富町に行けば有機野菜が食べられるよと。例えば野菜を作った場合に、ほとんどの野菜の中に硝酸イオンというのが含まれているんですよね。それが結局は成人病につながると。じゃからそれを避けるのはやっぱり土づくりなんですよ。じゃから、そういう資材、化学肥料とかそういうものを使わんで、原点に返って、堆肥作りからやっぱりやって、作物までつなげて、人間の健康につながるような形をすれば、何ていうか、病気で成人病になって入院したり通院したりという人は少なくなるんじゃないかなと思っているから、私は町長に有機農業を進めてみたらどんげですかと問うたんですよね。そこまでいかがですか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) かなり前に、15年ぐらい前ですかね。有機農法をつくろうという、有機農法を新富町で広めようということで、有機農法の会が立ち上がったんですけども、なかなか経営的にやはりその当時は有機農法だけではやっぱり収益が上がっていかない。付加価値がなかなか見つけられないということで、1回解散をしたという経緯がございます。 そういった中で、やはり今の時代は環境に配慮をしたとか、低負荷の農業とか、あとは持続可能な農業とかということを言われている中で、もちろん有機農法だけではなくて、何をしなきゃいけないかといったら環境負荷が少ない農業を目指していかなきゃいけないということになろうかというふうに思います。 もちろん新富町のメインとなっているのが施設園芸ですので、施設園芸はやはり重油を使うとかビニールハウスを使うということになっていますので、そこをまずは循環ができるような資材に変えていくとか、自然エネルギーを使うとかというようなことを含めて、有機農法も含めた上で持続可能な循環型の農業を目指していくということも一つでしょうから、そこは収益等の兼ね合いがあります。やはり生活ができなくなったら元も子もないので、そこをしっかりと担保をしながら、次の農業というのを見据えていきたいというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田憲市君) 有機農業をされている方も新富ではいらっしゃるんですよね。私はそこに行ってにんにくを作っておられますね。この前町長が言われた5件に対して100キロずつ提供して、試作をしてもらっているよと。それで私はその有機農業をされたところに行って、有機農業の資材を提供するからこれを使ってみて、これで試験してくれんですかということを、今、頼んでおります。 各農家にそういう畜産農家ももちろんですけど、そういう有機農法につながるような添加剤というものをいろいろこう自分で試験をしてよかったから、提供してどんげですかというふうにしております。来年のにんにくが出るころには、畜産もそういう野菜もある程度結果が出っちゃないかなと思っているんですよ。それで、将来的に考えたときには、やっぱり新富町はこんな減農薬、化学肥料を抑えて作っていますよというような農業をすることが一番だと思います。 それで、今年になって都城の竹を粉砕する工場に課長と補佐と視察へ行ってもらって、新富に来ていろいろ説明会をしてもらいました。そして、できることなら新富に来てもらって、それを作ってもらうようにしたらどんげかということで、今はこう話をしているんですけど、ぜひそれを誘致して有機農業というか、その竹を粉砕ごと利用することによって、もの凄く土壌改良になるし収量にもつながると思うんですよ。そこ辺りをちょっと前向きにやっていただいたらいいと思うんですけど、どうですか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) それが、大変有機農業というのは、JAS有機を取ろうとしたらハードルが高いですね。農地に関して農薬を使わない、化学肥料を使わないというのが、そのときだけじゃなくて前から何年間かは使っていない畑で作らなきゃいけないとか。それとやはり集団の農地を集積をしている関係上、じゃあ1か所だけがうちは農薬使わんわと言ったとしても、周りの方が例えば農薬を利用するということになったら、理解を得ていかなきゃいけない。またはドリフト、飛散防止対策をどうするのかとか、ほかの畑から来る農薬の飛散をどうやって防ぐのかとかということで、大変配慮をしていかなきゃいけない。なかなか難しい。自分のところでここだけ、もうここ1面と決めればやれるんでしょうけど、これを集団化していくということはなかなか地域の合意がないと難しいということになりますので、何をしなきゃいけないかというと、やはり環境に優しい低負荷農業を目指していくということになろうかというふうに思います。それがJAS有機なのか、例えばグリーン何とかとか、いろんなのが減農薬、低農薬、無農薬というのが出ていますので、それぞれの中で対応をしていかなきゃいけないというふうに思います。有機農法だけには限らずですね。例えば、バイオマルチ、マルチの生分解マルチを使って、じゃあこれは環境に優しいわけです。もう燃やさない、ごみとして出ないので、土壌についたら終わっていくというようなマルチを使ったとしても、じゃあこれはJAS有機なのかといったら、それは有機じゃないんですよ。これは有機では使っていいというものには認められないので、有機にはならない。ただし環境負荷は凄く低減がされるとかといった農業もいろいろありますので、やはりそこは環境負荷を下げるということを目標に農業を推進していきたいというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田憲市君) 有機農業はね、私は限定して言っているわけではないんですよ。じゃから、要は自然のほうちゅうたらいかんけど、従来に返って堆肥も入れる。ある程度化学肥料も使うような農業かもしれませんけど、そういう竹とかそういうものの資材をやっぱり投入することによって、土壌が再生されるんですよ。鹿児島西の辺りでからいもがだめになっているのは、やっぱり土壌も汚染されてしまっているんですよ。何をやっても土壌菌そのものが死んでしまっている状態、そこで病気が発生したらばっと広がると、それの悪循環をしているんですよ。じゃから、やはり今からの農業というのはやっぱり原点に返る必要があるんじゃないかなと思うんですよね。そこ辺は、どんげ考えるんですか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) さっき答弁が漏れていました。先ほど都城の笹サイレージですね。昨日、三股町との連携協定のニュースが出ていました。竹林を雑林で竹が生えてきたところをそこの都城の業者さんが刈って、それを肥料としたり飼料としたりということで活用をしていくということで、三股町との連携協定を結んでいたというふうに思います。 新富町は多分もっと深い関係で、今、議論をさせていただいていますので、そこについてはしっかり、一つの業者ということではなくて、そこは業者としていいものだから企業を誘致するというようなこともお願いをして、なるべく新富と関わりを持ってくださいというお願いは既にもうしてありますので、そこはうまくやっていきたいんだと思いますし、環境負荷の低い農業についても、まずは収益をしっかり農家さんが上げるということが大前提にないと、収益はどんげでもいいからこれがいいからということではなくて、やはり収益をしっかり得てもらいながら、環境負荷の低いものに切替えをしていってもらうということが大事なことだというふうに思っているところであります。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田憲市君) その竹についてが、土壌改良ができるということはもう昔から分かっていることなんですよ。それを利用しきれんでそのまま竹山になっちょっとを無償で買ってそれをサイレージにしたり、肥料にしたりする形ができるということは、私はもの凄くいいことだと思うんですよ。それが新富町にできて、それが活用していろんな添加剤とかを作って、土づくりから何からすれば、まだまだ生産性は上がってくると思うんですよ。じゃからそこ辺りも早めに結論が出るようにお願いしたいと思います。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) そこの業者としっかり話をさせていただいていますので、そこを利活用、もちろん無償で雑竹を刈っていただいてということも利用ができるということも聞いていますので、きっちり協議をさせていただいているというところになります。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田憲市君) そういうようなことで、私はその竹が新富の活力剤になると思いますから、そこは十分お願いしたいと思います。 それと、もう有機農業のことはこれで終わりたいと思いますけど、3番目の直営牧場の活用なんですけどね。大体、構想としては何戸ぐらいそういう施設を利用できるような形ができるのか、何人が。そこ辺りはいかがですか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) もちろん、今からアパート業者等を含めてどういった形ができるかということを検討していかなやいけないというふうに思いますので、まだ今の段階で何人ということははっきり言えないんですけども、ニーズをしっかり調べなきゃいけないですね。どれぐらいの規模で作っておくと一番収益性が高くなるかとか、やれるか、要は1人で研修をする中で、どれくらいの業者ならまずチャレンジとしてやれるかとかということも含めながら検討していきたい。いろんなところで先進事例がございますので、そこも検証させてもらいながら検討してまいりたいというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田憲市君) 例えば建物を造ってやる場合に、どういう形でリース方式でするのか、どういう方法でやるのか、そこ辺りはまだ決めていないんですか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) そこを含めて、今、協議会を立ち上げていろんな協議をさせていただいていますので、きちんと決まったらまたお示しをしたいというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田憲市君) 条件的にだんだんになる可能性があると思うんですよね。じゃから、場合によっちゃあ道を避けてでも平面を多く造って、やっぱり活動しやすいような形をしてやらんと結局は段差をつけたら、やっぱり事故の元だと思うんですよね。そこ辺りも十分配慮をしてやっていただければいいと思います。 それと、そういうことをさせるのに対して、やっぱり指導者が一番じゃと思うんですよ。だからやっぱり民間人を入れたりしてでも指導させてやらんと、何をやっても終わりだと思うんですよ。結局はどこそこで後継者が牛舎を建ててやっていますよね。結局はから芋を作ったり、何作ったりで、牛は場合によってはほったらかしのような状態もあるんですよ。じゃからやっぱりそういうものを作って貸した以上は、やっぱり管理の面とかそこ辺りも十分見ていただいて、やっぱり落ちこぼれが出ないようにやっていかんと、何千万円というものを貸すわけだから、やっぱり人だと思うんですよ。人をいかに育て、それを育てる人間を何人か選定して、やっぱりグループを作って定期的に指導するような形をしてやらんと、今はこう町有牛の貸付についても恐らく検査も何もないと思うんですよね。じゃからやっぱりそういう町有牛を貸したり何したりした以上は、やっぱり年に1回ぐらいは現場に行って状況を見て、やっぱり改善できるところは改善して、やれるような形を作ってほしいと思います。それについていかがですか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 何事も大事なのは人だというふうに思いますので、人を育てること、そしてその育てる人もまた大事になってきますので、そこには十分配慮をしたいというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 吉田議員。 ◆議員(吉田憲市君) なんぼ言ってもきりはないと思うんですね。これ質問する中で。でも、要は新富町としての特色ある農業、全てですね。畜産においても園芸においても、将来的には恐らく車も水素ガスか電気自動車になってくると思うんですよね。すると、農業についてもやっぱりハウスが燃料を炊く時代じゃなくて、ヒートポンプになったりそういう時代が来ると思うんですよ。 やっぱそういうのも先駆けてやっぱり勉強する必要があるんじゃないかなと思いますので、そこ辺りを十分、今後反映できるように、町長の手腕を発揮していただきますことをお願いして、質問を終わります。ありがとうございました。……………………………………………………………………………… ○議長(永友繁喜君) ここで暫時休憩いたします。14時5分から再開いたします。午後1時54分休憩………………………………………………………………………………午後2時05分再開 ○議長(永友繁喜君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 9番、圖師孝一議員の質問を許します。圖師議員。(「11番です」と呼ぶ者あり)すみません、11番です。 ◆議員(圖師孝一君) 最後の登壇となりましたけども、通告に従い質問させていただきたいと思います。 まず、1番目に新田西地区の圃場整備事業について、それから2番目として町道のガードレール整備、3番目に今回の台風10号の被害等について、4番目に上新田小学校跡地の古民家の活用について、5番目に新富町の光ファイバーの今後の利活用について、お伺いたいと思います。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 圖師議員の御質問にお答えをいたします。 新田西地区基盤整備事業は、一ツ瀬川土地改良区、新富町土地改良区及び西河原水利組合の受益地約150ヘクタールを対象に、農地の大区画化や汎用性、汎用化及び農業施設の整備を実施し、担い手への集積、集約化等に取り組むとともに、経営体の育成を目指し、実施をするものであります。 事業の進捗状況につきましては、これまで相続調査及び現況調査、並びに基本構想などの地区調査を実施し、現在令和4年度事業採択に向け、事業採択申請及び本同意取得に向けて進めている状況であります。引き続き、本同意や換地計画など、地元との合意形成が重要な時期となりますので、地元や担い手と一体となって推進をしてまいります。 次に、町道のガードレール整備についてでございます。 ガードレール設置基準につきましては、主として車両の路外への逸脱による乗員の人的被害の防止、第三者への人的被害の防止、歩道、自転車道、自転車歩行者道への逸脱による二次被害防止等が設置目的とされており、区間また箇所、道路及び交通の状況に応じて、原則として車両用防護柵を設置するものです。今後もこれまで同様、地区からの要望等に対し、道路状況及び交通状況を総合的に判断し、随時整備をしてまいります。 次に、台風10号による町道の被害の概要につきましては、路肩崩壊、倒木、路面冠水等により、25か所の路線において通行止めや片側通行等の被害が発生をいたしました。23か所については、翌日中には通行可能な状況に復旧しましたが、町道弁指線及び富田浜入江線の2か所についてだけは、路肩崩壊による中規模災害のため、国の公共土木施設災害復旧事業の認定を受け、今後改めて復旧工事を行うこととしております。 次に、避難所ごとの避難者数につきましては、富田地区では交流センターきらり、文化会館等で465人、新田地区では新田学園体育館等で80人、上新田地区では上新田公民館で26人、地区集会所15か所で39人の合計23避難所で610人の方が避難をされました。 避難場所としてある公共施設等の改善策といたしましては、指定避難所であります富田中体育館、新田学園中学部体育館、小学部講堂、上新田学園体育館の4か所に今年度、避難者の熱中症対策として、空調設備を設置するなどの避難所の環境整備を行っているところでございます。 次に、古民家を活用した町の観光計画についてですが、古民家の内容については、先ほど吉田憲市議員にお答えをしたとおり、民泊が基本となる施設となります。宿泊地として古民家を活用し、ここを起点に上新田地域や町内観光スポットを回遊してもらいたいと期待をしておるところであります。 次に、光ファイバー網の利活用につきましては、本年度はIP告知端末から議会の音声放送を開始しております。また、教育委員会が現在取り組んでいますGIGAスクール構想では、小中学校のネットワークを町の光ファイバー網に接続させる計画にしており、これにより子どもの情報教育の環境改善に寄与することとなると考えております。 今後の方向性につきましては、NTT西日本とIRU契約が令和6年3月末に終了しますので、それまでには決定をしたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(永友繁喜君) 圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) 1番目のこの西地区の整備事業につきましては、同僚議員がこれを一つの議員のライフサイクルとして頑張っておりますので、この意見に沿ってやられたらいいと思いますが、なぜ今日質問したかと言いますと、やっぱり住民の方、担当されている農家の方の話を聞きますと、「一生懸命している議員は分かるけども、ほかの11人の議員は何やっているの」とそういう話をされました。私もいやそんなことありませんよと、みんな議員は知っていますよと。皆さんの住民のためには一生懸命努力しておりますが、みんな知っておりますと。今回はそういう意味も込めて住民の不安を払拭するためにも、私は質問したいというふうに考えておりますので、決してそのこれをライフスタイルとされている議員の奪おうというような気持ちで質問するのではございませんので、あらかじめ最初申し上げておきます。 それでは、この整備について若干お聞きしたいと思いますが、現在、新田西地区の圃場整備事業につきまして事業実施に向けて取り組んでいますが、この事業の地元の農業者にとって大変期待をしている事業であります。この新田西地区の圃場整備事業の現在の状況についてお伺いしたいと思います。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 15年、16年前に私が議員になったときに、この西河原、新田西地区の基盤整備と三納代の移転対象区域になっている土地の問題を質問させていただいて、それからずっと私も一つの目標として、この新田西地区、三納代をということを、多分、議員には負けるかもしれないですけど、そういった思いで実は取組をさせていただいています。しっかり進捗が図れるように全力を尽くしてまいりたいというふうに思います。 進捗状況については、担当課が答弁をいたします。 ○議長(永友繁喜君) 農地管理課長。 ◎農地管理課長(壱岐進君) それでは、今の現状等からスケジュールということですけども、現在は本同意等の準備を進めて、それとともに採択年度を令和4年度という採択目標で進めているところでございます。そして、それぞれ問題解決に向けて担い手と担い手の方、そして住民の方と随時課題に向かって協議をしているところでございます。 そして、事業実施計画を行いながら、換地配分の決定をして、着工というのが通常の流れになるところでございます。工事につきましては、工事施工上、排水の流末部からの整備を進めていくと。そして工事区間については、数か所に分けて耕作者の休止期間が長期にならないような単年度の流れで、極力影響がない形で進めていきたいと考えているところです。 全体の完了の目標としては、換地配分の期間が着工に重要とはなりますけども、現在では最短目標として、令和15年辺りを目標に進めて検討しているところでございます。 以上、お答えといたします。 ○議長(永友繁喜君) 圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) 続きまして、この事業着工には地元の熱意が重要と思いますが、今後の事業予定スケジュールはどのようになっているかをお聞きしたいと思います。 ○議長(永友繁喜君) 農地管理課長。 ◎農地管理課長(壱岐進君) 今後、今、先ほどちょっと若干説明したとおり、一番は現在メインとしましては地元と協議で本採択に向けて準備をしていると。そして、全体的に今から換地配分等々も事前に準備をしていく。そして採択を令和4年度を目標にしていきながら、工事を15年度を目標に進めていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(永友繁喜君) 圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) 大体分かりましたけども、最後にこの圃場整備事業にあたって、町長がやっぱり住民の方、あるいは関係されている方にね、どうぞ心配せんでくださいと。私、小嶋に任せてくださいというぐらいの強い意思表明をしていただけると、やっぱりこの聞いている方、傍聴に来ている方もね、安心して農作業なりできると思いますので、町長一つ強い意気込みを言っていただきたいと思うんですが、いかがでしょう。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 冒頭申し上げました。私はこの将来の禍根になる一番不安要素として、この新田西地区の基盤整備と三納代の移転対象区域の土地利用ということをライフワークとしてやってきたつもりであります。そういった中で、ようやく光が見えてきた、新田西地区の事業進捗が図れるということが見えてきたということでありますから、全力をもってこれを事業完了まで進んでいきたいというふうに思います。そのためにはやはり地元の皆さんの御協力と同意と、そしてうちの頑張りが必要になってこようかなというふうに思います。これを逃したらもう新田西地区の基盤整備はできないというような覚悟で今回望んでおります。しっかりと事業進捗に向けて全力を尽くしてまいりたいというふうに思います。
    ○議長(永友繁喜君) 圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) 町長の力強い御意見をお聞きして安心して帰られて農作業に励まれることと思います。ありがとうございます。 続きまして、この2番目の町道の道路整備の一環として、ガードレールの整備、町の整備基準はあるのかということに対しては、そのあるようなないような感じでしたけども、地元の要望ということを言えば、それで上新田地域も結構段杭が打ってあって、ロープだけしてあるところがあるんですよ。ここは過去にもやっぱり三財地区で乗用車が畑に落ちたとかそういうことがあるんで、ぜひ一つ少ない予算の中からでも、ちょっとでも上新田のそういったところに、もちろん地元の熱意を文書によって申請するのはもちろんのことですけど、ちょっとそこ辺を整備していただきたいというのが本音でございます。その辺についてはどうでしょう。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 昨日、下村議員にも実は別の車線の件でお答えをしたんですけども、やはり基準というものはある程度明確にしていく必要はあるかなというふうに思います。ただ、基準だけつくって魂を込めないと、基準がないところは全くしないというようなマイナス面に働くことがありますので、そこは基準をつくった上で必要性をきちんと見直しをしていくという方策が必要でしょうから、そこをやはりルール化していくとかということの方策をとって、さらには住民の皆さんにしっかり御意見を聞きながら、必要なところにしっかり整備をしていくというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) 分かりました。地元に帰ってからも、やっぱり区長をはじめ地域の皆さんに、やっぱり皆さんたちの口では役場は何もしてくれんというんじゃなくて、自分たちもある程度手が届くところまでは努力しなきゃいけないということを私も力説したいとそういうふうに思っております。ありがとうございました。 続きまして、今度、台風10号の被害についてお聞きしたいと思いますが、先ほど町長が人数とか言われましたけども、上新田についてはこの学習館を使われましたよね。この学習館を使うというふうなことを決められたのは、その対策委員会か何かで、ここは毎年やっているからここを使うということをされたんでしょうか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) そのとおりでございます。 ○議長(永友繁喜君) 圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) この学習館は老朽化も含めて、多少の小雨では雨漏りしませんけども、やっぱり雨が降ると雨漏りするんです、あそこは。その雨漏りするのを分かっていてそういうふうに指定されたのか、そこ辺をちょっとお聞きしたいと思いますけど。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 担当に答弁をさせます。 ○議長(永友繁喜君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(齊藤隆文君) 圖師議員の御質問にお答えしたいと思います。 確かに上新田公民館というのが、大集会室が雨漏りをしていまして、去年、生涯学習課の職員が一応ビニールシートとかを貼って、一旦雨漏りは止まっておったところなんですが、何しろ屋外ということもありまして、なかなかにわかな改修だけでは難しいということになって、今年台風が来てしまったということになってしまいました。 台風10号のときの雨漏りは、大体天井北側の4か所ぐらいから漏れていて、一旦それが止まっていたんですけれども、またそれが台風10号の大きな雨で漏れ出してしまいまして、その台風通過後に天井4か所につきましては、令和2年10月半ばに応急処置として一応天井の工事、雨漏り工事というわけではないんですが、修繕と工事をさせていただいたという結果になっております。 以上、お答えとします。 ○議長(永友繁喜君) 圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) あらゆることを想定しながら、やっぱりしていかないと、生身の人間が入るんですから。しかも学習館というのは和室が10帖、8帖ぐらいが2間あるんですけど、せいぜいこれ入っても10人ぐらいですよね。それで雨漏りがするほうの講堂のほう、そっちのほうにビニールシートか何か敷いてそこを使わなきゃいかんというような形になると思うんですけどね。せっかく上新田学園があんた歩いて10歩ぐらいのところにあるだからね。最初からやっぱりそういうことを考えればね。というのはなぜかというと、今回の台風10号というのはもの凄く皆さんも御存じと思いますけど強いと。これだけ強い台風が今までないというような、前評判という言葉を使うのが適切かどうか分かりませんけど、そういうことを言われていたんですよ。そういうんであれば、特にやっぱりその住民のことを考えれば、上新田学園を最初から使うと、そういうような考えもやっぱり私は持ってほしかったなと。住民のことを考えればね。 それでその非難された方がね、私に言われるのは、行ったけども畳の部屋はもういっぱいやと。あと雨漏りするところやと。ほいでできたらね、これ観光のために古民家の話が出てきますけどもね、ここはちょっと古民家の話をちょっと関連して持ち出したいんですけども、例えば学習館がね、もう寿命がきているからちょっとしたテク替えで改修できんと、新たに建て直すべきじゃないかという意見もあるんじゃないかと思うんですよね、計画の中では。じゃあ、今の場所に建てるのか、あるいは古民家ができていますから、古民家のところに近くあれ小学校の講堂も残っていますからね。その3つを使えたらいいんじゃないかと。これ住民の方があの古民家せっかくあるんだから、あそこを台風のときにやっぱり畳の部屋がいいからあそこでも入らせてくれんやろうかと、そういう話が出たんですよ。ですから、これは今後の計画の中によると思うんですけどね、その古民家は古民家再生の団体がするけども、そういう例えば宿泊客がないときに限って台風が来たらね、じゃあ古民家も使おうとか、あるいは学習館を建て直す場合はあそこの講堂の近くに建てようとか、あるいはあの講堂も使おうとか、そういうグローバル的な考えはないのかどうかをお聞きしたいと思います。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 台風10号災害の前に、実は点検をしっかりしろという話を実はしたとこなんですけども、しっかりできていなかった、これは反省すべきことだなというふうに思います。 災害時に避難所としての利用の在り方については、もう一度検討する必要があるなというふうに思っています。それはやはりコロナの影響があって、個別だったり集団を防ぐということで、小さな集団規模で非難をしていくということになると、今、指定をしている避難所だけではなくて、例えば地区集会所を全面的に活用をしたり、限られた公共施設をどのように開放していくかということは検討が必要だというふうに思いますので、そこは検討させていただきたいというふうに思います。上新田のその古民家は、なかなか新富町の公共施設ではないということを含めて、なかなか難しいところはあるんですけども、いざというときにはそこも使えるような話ができないか、また検討させていただければと思います。 ○議長(永友繁喜君) 圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) 住民がね、やっぱり一丁田地区の住民がね、せっかく古民家を畳の部屋もあるみたいだし、あそこを使えたらいいなというような意見が住民からあったもんですからね、そこ辺をあれは後でちょっと質問しますけど、観光のために云々だと。またこれはこの古民家というのは土地だけは新富町の土地で、上物は全然運営とか運用する団体が違うんでね。はっきりした答えは町側としては土地だけ貸しているから、こうしましょうちゅうことは言えないとは思いますけどもね、ぜひそこは前向きに検討していただきたいとそういうふうに思います。 また、観光についての古民家については、また後で聞きます。 以上のことで、台風につきましては、今後大いに検討していただいて、より安心、安全な避難場所の確保をお願いしたいとそういうふうに思います。これ台風については、これで終わらせていただきます。 それでは、古民家を活用した町の観光計画というので、先ほど同僚議員の質問で、観光で民泊だ云々だというような話もありましたけども、さっきも言いましたように、運用とかいうのはこの古民家再生がやるとこなんで、町がどこ辺までタッチするのか、あるいは向こう側から町に投げかけてきてするのかという、やり方だとは思うんですけども、やっぱりインターチェンジできてね、観光といったって、古民家造りました、はいここで飯食わせますよ、来てくださいと言ったって誰も来んですよ。 例えばね、こういうのを造るんであれば古民家に宿泊と、仮にですよ。2泊宿泊しましょう、ほんでお父さんとお母さんと子どもと来てくださいよと。お父さんは座論梅でゴルフと、子どもはあそこにプールがありますから、プールを使って、午後は古墳の探索コースに行くとか、そういうやっぱりプランを作って売り出さないと、さあ来てくださいよと言ったってこれは誰も来やせんですよ。例えば、高速から下りて2時間時間がただやから行こうかというのもちょっと考えものだと思いますけどね。そういう意味でこの古民家の運用を始める、あるいは団体についてはその再生がやるというのはわかっていますけど、具体的にそこがあそこに常駐してするわけじゃなくて、どこかに委託しないといけないと。例えばこゆ財団になるかも分かんないだと思うんですけど、そこ辺どうなんですかね。いつ頃それがはっきりするかも併せて。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 圖師議員おっしゃるとおり、あの単発で観光客を呼ぼうとか、古民家1つで何かをしようというわけではもちろんございません。上新田小学校跡地を含めてあの地域をまずどうするか、そしてそれを引き込みにして町内をどのように回遊をしていただくかということをしっかり考えていきながら、あそこを整備していくということが基本になろうかというふうに思います。あそこの運用方針については、今年度中に何らかの方策を上新田小学校の活用法も含めて検討したいというふうにしていたんですけども、コロナの影響等もあって、検討会だったり検討するという状況が、なかなか実現ができなかったというふうに思いますけども、なるべく今年度中に方針を出していきたいというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) この古民家宿泊に関連して、ちょっと関連質問をしたいと思うんですけども、一丁田地区にやっぱり民家にこゆ財団かなんか、お客さん泊まらせているようなのがあるんですよ。僕も全然知らなくてね。ほんである日どこの人、あの人今度この家買ったんやろうかと思って、ほいでいろいろ調べてみたらこゆ財団がしていると。ほんでやっぱりホスピタリティというか、観光客を受入れるんであれば地元の住民がやっぱりウエルカムというような態度を行動、アクション、これがなけりゃただ来て泊まってというのは全然感動もなにもないんですよ。ほんで僕らもその泊まっているとか全然知らなかったし、それともう一つは、その何て言うんですかね、ここに泊まるときに、例えば古民家でもないグリーンツーリズム、農家に民泊して百姓するわけでもない、ただ泊まるという、そういう方針なり趣旨なりというのは全然こっちは分からない、伝わらないんですよ。 ちょっと質問があるんですけど、そういう人がそこに泊まって、じゃあ上新田の派出所に何月何日には県外のお客さんがここに泊まりますという連絡とかはしているんですかね。そこ辺ちょっと質問したいんですけど。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 担当に答弁させます。 ○議長(永友繁喜君) スポーツ観光推進室長。 ◎スポーツ観光推進室長(有馬義人君) ただいま、圖師議員の御質問にありましたこゆ財団を管理している通称茶心と言われる民家の改修設備につきましては、一応、一昨年度、地方創生推進交付金事業を使った古民家再生のためのプロジェクトとして始めたものではございます。一応、一丁田地区の皆様方には御理解していただくということで、地区の住民の方々にお越しいただいていろいろ説明したりだとか、中での使われ方とか、一応そういう説明はさせていただいているところです。 一応、民泊事業ですので、あそこに住民が住まわれて、その一部を宿泊施設として貸し出すというような施設になっておりまして、そういった貸出し管理につきましては、主にSNSだとかそういったものを中心としてやっているところです。一応、民泊としての取扱いは、全て届出をを出して営業をしているということになります。 以上です。 ◆議員(圖師孝一君) その警察機関等にはそういう泊まりますという連絡をせんのです。 ○議長(永友繁喜君) スポーツ観光推進室長。 ◎スポーツ観光推進室長(有馬義人君) 警察等には、いわゆる宿泊業の施設ですので、営業許可を取ってやっているということですから、逐次警察等に届け出というのは必要ないということになります。 ○議長(永友繁喜君) 圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) その宿泊で20人、30人と浜の近くに旅館とかありますけどね。そういうとこだったら一々届けんでしょうけども、せいぜいあそこなんか1組ぐらいでしょう。2人ぐらい。そういう人にやっぱり事故に巻き込まれたりとかした場合に、やっぱりこれは僕は何ちゅうんですか、身の安全を守るためにも派出所ぐらいには何月何日に県外のお客さん、あるいは県内のお客さんがあそこに泊まりますと。警護のほうとか見回りとかそういうのも一つよろしくお願いしますよちゅうのを1人、2人で泊まるんやったらその連絡ぐらいしてもいいんじゃないですか。それが、安全に新富地区に来ていただいたいというための気配りじゃないですかね。 ○議長(永友繁喜君) スポーツ観光推進室長。 ◎スポーツ観光推進室長(有馬義人君) 民泊事業として取扱いをしていまして、一応一棟貸しの宿泊施設になっておりまして、一応今年度はコロナでなかなか宿泊が伸びていませんけども、昨年度はお休みのたびだとか、そういったところで多数御利用いただいているというところで、そういったところちょっと届出ということに関しては、実施する必要があるのかなというふうには思います。 ○議長(永友繁喜君) 圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) この件については平行線だと思いますのでこれで質問止めますけども、続きまして、この光ファイバーこれについてちょっと時間いただいていきたいと思います。 現在このNTTと契約を結んでいますけど、これ何年までですかね。ちょっと確認のために質問いたします。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) IRU計画が、令和6年3月末までということになっております。 ○議長(永友繁喜君) 圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) これ一応、NTTに貸しているわけですよね。NTTから貸出している以上は借り賃をいただけていますよね。これ幾らですか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 貸出し賃として、年間3,000万円をいただいているということになります。 ○議長(永友繁喜君) 圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) やっぱり維持管理するためには、やっぱり維持管理費というのがありますよね。年間幾ら払っているんですか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 担当に答弁させます。 ○議長(永友繁喜君) 総務課長。 ◎総務課長(池田真二君) 年間これは令和元年度になりますが、7,300万円ほど支払っております。 以上です。 ○議長(永友繁喜君) 圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) 最終的には町長に御決断を願う質問になるとは思うんですけどね。これ無料電話ということで、固定電話入らなきゃならないということは限定でしたよね。これ現時点で何件入って、契約して月幾らぐらい払っているか、概算でいいですからちょっと教えていただきたいです。 ○議長(永友繁喜君) 総務課長。 ◎総務課長(池田真二君) 電話だけの加入数が、本年9月末現在で2,408件になっております。電話料金が1,716円、これは基本料金になりますが、それで月410万円ほどNTTのほうには入ります。年間が約4,900万円のNTTの収入と試算はしておるとこです。 以上です。 ○議長(永友繁喜君) 圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) この契約に関しては、当時町長も議員でいろいろ努力されたしいろんな質問をされて、これはちょっとあれじゃないかというような、あったんですけども、ときの将軍に寄りきられて、現在の方になったわけですけども、私はね、この電話料金を年間約5,000万円ですよ。固定電話代。それから光ケーブルの維持費が年間7,000万円。1億2,000万円払っているんですよね。使う使わんは別として。ほいで、その固定電話は別としまして、それは後で聞きますけども、この維持費について7,000万円ちゅうのは、俺も凄くいろんなところを調べてみましたら非常に高いと思うんですけど、町長どう思いますか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 高いと思います。 ○議長(永友繁喜君) 圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) 木城町がやっぱ同じような形でやっていてね。これ全部NTTにリースして、今、自由にNTTのいろんな商品を利用者が買えるようになった。木城町は年間700万円、NTTからもらっているんですよ。幾らメンテナンス料を払っているか分かりますか。 ○議長(永友繁喜君) 総務課長。 ◎総務課長(池田真二君) 木城町に問い合わせたところ、年間840万円とあと整備の保守で130万円。合計970万円ほど支払われていると聞いております。 以上です。 ○議長(永友繁喜君) 圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) 比率を比べても、新富町はもう一桁も二桁も高いんですよ。7,000万円NTTに払っているんですよ。7,000万円。木城は、700万円もらって約900万円ぐらい。 新富町の契約でちょっと一部聞きたいんですけども、このメンテナンス料としては7,000万円払っているけども、例えば、あるパーツが壊れたりとかするのは別途請求来て、新富町が払っているんでしょう。違いますか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 支払いをしています。一つだけ木城町と違う部分は、IT告知端末があるということで、この一番費用がかかっている部分の維持管理というのは、IT告知端末分です。電話線を引くだけではなくて、新富町はその光ファイバー網を利用してIT告知端末を利用して、町内放送を流しているということで維持管理費用がかかっているということでございます。 ○議長(永友繁喜君) 圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) それは分かるんですけどね、やっぱり住民としては日頃使っているインターネット、そういうものがやっぱり目に行くんですよ。ドコモに行っていて、例えば光プランだ何とかと1,900円とか、今、いろんなのが出ていますね。安いのは1,500円幾らから出ています。そういうのは木城では申し込めるんです。「新富町」と言うと、「ああ、すみません、新富町はだめです」とそういうふうに言われるんですよ。これは令和6年まで続くんですこれはね。ほんでね、僕は無料電話にしましても町内無料と。今時、町内無料でも町内ならみんな携帯電話かけますよ。木城の場合は携帯とね、このケーブルを一緒に契約してすれば、この光コラボレーションという料金体系があって、携帯がもう3分の1ぐらいに電話代がなるんですよ。そうすると、木城の人も新富の人もそんなに生活形態変わらんと思うんですけど、新富町でもちょっと町内に電話するのはみんな携帯ですよ。おじいちゃん、おばあちゃんも。町内を無料の固定電話といったってあんまり僕は使っていない。せめて県内無料というぐらいだったら契約の価値があったんじゃないかなと思うんですけど、その辺どうですかね。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 実は就任をして以来、NTTのほうにはやはり料金だったり、いろんな部分でお話をさせていただいているところです。それでようやく利用率に応じて料金の値下げ等が行われるというようなことにもうなったんですけども、費用の負担が最近、携帯電話会社が値下げを大幅にするということも含めて、今後のありようについてはしっかり考えなきゃいけないなという、検討の時期にきているだろうなというふうに思います。 今回、予算を計上しています防災ラジオが、全戸に行くことになると、じゃあ町の広報、町の連絡については、全戸その防災ラジオを通していくということが可能になります。そうするときに、じゃあ今度はIP告知端末はどうするのかという議論が出てくるというふうに思いますので、このときにやはりしっかり結論を出していかなきゃいけないというふうに思うところでございます。 ○議長(永友繁喜君) 圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) この光ネットについては、細々したのをいっぱいこう聞きたいんですけどもね。もう聞くよりもこれは最終的には町長の決断でね。令和6年までを待たずにして、いずれこのまた6年3月末になったらホストをどこに置くかという問題もあれば、あれはNTT以外にはもう置けないですよ。ケーブルとか、あとどこですかね、そんぐらいしかないでしょう。そんなにあの機械を移してやるちゅうことはまず不可能で、NTTにそのまま置いて契約を条件を変えて更新するというような形になると思うんですよ。 そこで町長にお願いしたいのは、この契約は契約として、前倒しでやっぱりつまみ食いじゃないけど、木城のいいとこもつまみ食いして、このNTTと交渉してもらって、平成6年3月末を待たずにして、できるだけ住民負担を少なくするためにも、その有利な契約等に切り替えてくれないかという努力を、これ契約は契約ですから。NTTが何を言うとですかと、令和6年3月まではだめですよと言われたらそれはそれで終わりですけども、今後のことも考えてくださいよと。 スマートインターチェンジを持ってくるためにあらゆるテクニックを使われたわけですから、NTT相手ぐらいだったらへでもないと思いますんでね。町長、ぜひ前倒しで契約していただいて、より安い、住民が使いやすい料金にしていただくように努力していただきたいと。早急に始めていただけないかなというふうに期待していますけど、どうでしょう。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) まず私が優先させたのは、しっかりIP告知端末があるということで、住民の皆さんにこういった行政情報、避難情報等が発信をできないといけないということで、現在まではしっかり維持管理をお願いしたということになります。 今後、防災ラジオを含めて町内にしっかり情報の伝達ができる手段が確保ができるということになれば、少しでも有利な方法、そしてやはり経済的に負担が大きくない、住民の負担が大きくないような方法というのを取らなきゃいけないというふうに思います。 ただ、今現在、サービスを受けていらっしゃる方は町内電話が無料だということで入られた方もたくさんいらっしゃると思います。そういった方にどう説明をしていくのかとか、切り替わった場合はどういうことになるのかということの丁寧な説明は必要になってくるというふうに思いますので、まだこれを契約を途中で切るということはなかなか難しいんですけども、NTT西日本のほうには、もしかしたら契約を更新しないかもしれないという私の意思は実は伝えてあります。その中で、どのように運用ができるかということを検討してくださいということを、実はお願いをしている状況にありますので、そこはしっかりと町民の皆さんにとってデメリットがないような方式で契約をしていきたいというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) ぜひ、最大限の努力を期待いたしますので、それによって……何かありますか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) すみません。あと1点、大事なことを言い忘れていました。 補助金適化法というのがございます。適化法の中で、目的外使用とか補助で作っていますので、これをしっかり十二分に効果をして利用をしてということでないと、補助金を返還をしなきゃいけないということになります。返還をするのが得なのか、返還をしないで使うのが得なのかというのも、やはりこれは住民の皆さんの利益につながっていくので、そこはやはりきちんと検討して、一番住民の皆さんに負担がかからない、町の負担が少なくなるような方策で検討してまいりたいというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) 分かりました。ぜひ、最大限努力していただいて、よりよいまちづくりにしていただきたいと思います。 以上で、質問を終わります。 ○議長(永友繁喜君) ここで暫時休憩いたします。午後2時50分休憩………………………………………………………………………………午後2時52分再開 ○議長(永友繁喜君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。────────────・────・──────────── △追加日程第1.議案第78号 △追加日程第2.議案第79号 △追加日程第3.議案第80号 △追加日程第4.議案第81号 △追加日程第5.議案第82号 ○議長(永友繁喜君) お諮りします。ただいま、新富町長から議案第78号から議案第82号が提出されました。これを日程に追加し、追加日程第1から追加日程第5として議題にしたいと思います。これに御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永友繁喜君) 異議なしと認めます。よって、議案第78号から議案第82号を日程に追加し、追加日程第1から追加日程第5とし、議題とすることに決定をいたしました。 追加日程第1、議案第78号令和2年度新富町一般会計補正予算から追加日程第5、議案第82号物品売買契約の締結について(令和2年度職員用PC購入(その2))まで以上5議案を一括議題といたします。 議案の朗読につきましては、議案の内容を詳しく説明していただくことでこれを省略し、議案提出者に提案理由の説明を求めます。小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) それでは、ただいま上程いただきました議案につきまして、順を追って御説明を申し上げます。 まず、議案第78号令和2年度新富町一般会計補正予算について御説明を申し上げます。 今回の補正は第12回で、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ20万円を増額し、予算の総額を歳入歳出それぞれ151億7,101万4,000円にしようとするものでございます。歳出につきましては、商工費にチャレンジショップ指定管理料、歳入につきましては繰入金に、がんばる新富町応援基金繰入金を計上いたしました。 第2表債務負担行為補正につきましては、チャレンジショップ指定管理料に係る期間及び限度額を定めようとするものでございます。 次に、議案第79号新富町チャレンジショップ設置及び管理に関する条例について御説明を申し上げます。 本案は、町内で起業を目指すものが地域において事業活動に参加しやすい環境を整え、新規事業者の育成や支援を通じて、雇用の場の創出や地域経済の活性化を図るため、地方自治法第244条の2第1項の規定に基づき条例を制定しようとするものでございます。 当施設につきましては、旧トラックセンター施設をリニューアルし活用するもので、開館時間、使用者の要件や使用期間、使用料等を定め、適正に管理しようとするものでございます。 次に、議案第80号工事請負契約の締結について(令和2年度280MHz帯デジタル報無線システム整備工事)の御説明を申し上げます。 本契約は、災害情報伝達方法の多重化を図るため、280MHz帯デジタル同報無線システム整備を行うもので、その工事の契約でございます。 工事の内容は、配信局及び送信局の整備工事になります。11月26日に8社による指名競争入札を行いました結果、株式会社九電工、宮崎支店支店長、濱田信仁、宮崎市江平東4番地1と、消費税を含む1億4,949万円で契約を締結しようとするものでございます。 次に、議案第81号物品売買契約の締結について(令和2年度280MHz帯防災ラジオ購入)について御説明を申し上げます。 本案は、災害情報伝達方法の多重化を図るため、280MHz帯デジタル同報無線システム整備を行うもので、それに伴う防災ラジオ購入の契約でございます。 事業の主な内容は、防災ラジオ7,380台、文字表示付きの防災ラジオ50台、合計の7,430台を購入するものでございます。 11月25日に随意契約による入札を行いました結果、東京テレメッセージ株式会社、代表取締役、清野英俊、東京都港区西新橋2丁目35番2号と、消費税を含む1億4,785万6,500円で契約を締結しようとするものでございます。 次に、議案第82号物品売買契約の締結について(令和2年度職員用PC購入(その2))について御説明を申し上げます。 本案は、更新時期を迎えました職員用パソコン購入の契約でございます。 事業の主な内容は、2in1、44台、ノートPC2台、PC用モニター46台を購入するものでございます。 12月4日に町内業者4社による指名競争入札を行いました結果、しんとみネット株式会社、代表取締役、高垣峰忠、新富町富田1丁目11番地と消費税を含む750万2,000円で契約を締結しようとするものでございます。 以上、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明をいたします。 ○議長(永友繁喜君) この件については、以上で終わります。────────────・────・──────────── ○議長(永友繁喜君) 本日の議事日程は終了をいたしました。 9日午前10時から本会議を開き、議案に対する質疑を行います。 本日は、これにて散会いたします。午後2時58分散会──────────────────────────────...